[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[plamo:04649] Re: Slackwareのおもひで。



> 先日届いた LJ の表紙にでっかく「Y2K」とあって、なんかどきっとした。

あれ…、32ビットで秒数をカウントするUNIX系は2038年まで大丈夫なのでは?
#そういや、MS-DOS版のLSI-Cは2038年の最後の時からちょっと手前で日付処理関数が
#狂い出すことを確認しています。LHAのDOS版とかはLSI-Cだけど、大丈夫かな…。

>   > なるほど、インストールしてから…ですか。
>   > そのへんはなんだかさっくりいけたみたいで、うらやましいです。

> そりゃあ、だってよくわからないものを入れるんですもん、あらかじめいろい
> ろ「これで大丈夫か」って調べましたよん。(中略)
> OS2 のファンだったので、ブートメニューを3つ作って、3つ目に何か未経験
> のものを入れたかったんです。それが最初。

なんと、OS/2使いのひとだったのか…。
3つ目のOSともなれば、もうチェックすべき点はわかってるわけですね。
#うちはOS/2は入れずに、Windows3.1+WorkPlace Shellで気分だけ楽しんでました。

> 最初から SCSI環境だったのが結構幸いしてるんだと思います。

#だけど、同じようにSCSI仕様にしておいてもコケる奴はコケるんだよな(ぼそっ)。

>   > なんかもう、思い出せる限りでも余計な苦労をいっぱいしてるというか…(笑)

> 私はインストールに関しては苦労の思い出はあんまりないのですが、
> 入れてしまってから、さて?というのはいろいろあります。

確かに、そのOSを扱うのがそもそも初めてなんだから、さらにその上で動く
アプリケーションの使い方までいろいろ知ってるわけが…。
でもOS/2なんか、開発環境がやたら高価だったはずで、Linuxより大変だったのでは?

#最近、CDROMから起動する体験版のBeOSを使ってみた時がそんな感じだったっけ…。
#メディアOSというわりには、SB16がIRQ5ではなくて、IRQ7を使っているせいか
#サウンドカードの認識に失敗…、なんだかCDの中にパソコン落してぶっこわしてる
#Movieとか入っているのを見たけど、それが何なのかとか、結局わかりませんでした。

Linuxも、最初にUNIXUSERの付録だったSlackwareを使った時は
何もできなかったんですが、(JE/JFなしの全部英語…Xを起動させるのがやっと…)
次にC級出版のLinux本(アマチュア無線のpaket radio users groupの人が書いた奴)
を入手した時には、JEもセットになっていましたんでもっといろいろできました。
(同じ本屋にRedHat本もあったけど、こっちのほうが安かった)
TEXやMULEのフルセットを入れるほどのHDD容量はありませんでしたが、
これにWebブラウザの「NCSA MOSAIC」が付属してきたのは嬉しかったです。

pppdのチャットスクリプト設定をDOS/Vマガジンの「PCUNIX登竜門」を参考に
頭をひねりながら何とか行い、9600BPSのモデムを使って、当時サービスを
始めたばかり(だったと思う)のInterQを使って接続するのに成功しました。
(そういや、MOSAICって普通に作ると起動していきなりデフォルトで
 NCSAにつながるんだよな…いきなりアメリカに飛ばされて大慌てしてたっけ。)

Windows3.1+MS-DOSの環境にいて、(メインはMS-DOSでKmTermXを使うことだった)
Win3.1の環境では簡単にTCP/IP接続できるようになっていなかったため、
UNIX環境って凄いんだなって感心しました。
(PPPを簡単に設定できるWindows95はかなり後になるまで入手しませんでした)

> 1991年10月5日 最初の公式版Linux である v.0.02が発表された。
> 1992年頃にはSLS(*) のパッケージが入手でき、
>         日本語環境ではkon やnemacs(日本語Emacs)などがftpで入手できた。
> 1992年7月21日NIfty-ServeでTowns Linux-0.96c-PL1-TL0 αテスト版が公開。
> 1992年7月25日 Nifty/FFMPROにLinux porting Lab. 会議室が誕生
>            (FM Towns関連フォーラム)。1994年から Nifty/FFMHOBへ移行。
> 1993年頃からPC/AT機が一般的に普及し始める。
> 1993年5月 Nifty-Serve funixにLinuxの会議室が開設された。
> 1993年7月5日 JEパッケージ公開。
>              JEパッケージは1998年JE-0.9.8a で終了。
> 1993年 8月  Linuxの日本語FAQを収集してまとめるため、
>            JF(Japanese FAQ)Project 結成。
> 1993年9月  「Linux情報メモJapanese INFO-SHEET」
>            が公開され、以後定期的に更新される。
> 1993年10月15日 META FAQ日本版(JMETA-FAQ)の最初の公開版。
> 1993年10月頃からJFでLDPのHOWTOの翻訳活動が活発になる。
>        また、Niftyの参加者がJFの活動へ参加するようにもなった。
> 1993年12月 Linux v. 0.09リリース
> 1994年3月14日 Linux v.1.0リリ ース
> 以下略ですが。

うわ〜、最初からずっと歴史を知ってるなんて、凄いな…。

僕がいじってたLinuxのカーネルは最初のSlackwareが多分Ver1.2系、
次に入手したのがわざと古い奴を収録していてVer1.0.9でしたから、
(かなり安定していて、Networkまわりが速いということで収録されていた)
この後ぐらいにいじり始めたことになるんですね。

> 中谷千絵

あ、そういえばお名前をJF読む時に見掛けました!
すばらしいドキュメントを、どうもありがとうございますm(__)m

References
[plamo:04628] Re: MS発、Linuxの神話, Chie Nakatani

[検索ページ] [メール一覧]
Plamo ML 公開システム