[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[plamo:05573] Re: TrueType Font とmkttfdir コマンドについて
-
From:Chie Nakatani
-
Date:Thu, 30 Mar 2000 10:36:14 +0900
- Subject: [plamo:05573] Re: TrueType Font とmkttfdir コマンドについて
- From: Chie Nakatani <jeanne@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 30 Mar 2000 10:36:14 +0900
- Posted: Thu, 30 Mar 2000 10:23:50 +0900
佐藤武 さん、こんにちは
フォントの名称の件
参考程度にしてください。
>
> fonts.dir に書き込むフォントの名前は人によってまちまちですが、
> 統一しないとなにかまずいことが起こったりしないのでしょうか?
> ワープロのファイルが文字化けするようになるとか。
私も印刷のためのフォントの設定をしているときに、
「フォントの名称」はどのように統一されているのかと思ったことがあります。
たとえば
/usr/local/share/ghostscript/5.10/kanji にある kconfig.ps に、
% Descriptions:
% /Ryumin-Light
% is the name of the Kanji font group to be installed.
% /Ryumin-Light and /GothicBBB-Medium are standard.
というようなことが書いてあって、
印刷用に設定をしていくときは明朝、ゴチック体は次のように書けばよいのですが。
/Ryumin-Light
/GothicBBB-Medium
多書体を使おうとしたときに、
さてフォントの名称はどう決めたらよいのだろうと思ったことがありました。
複数の TrueType フォントをはじめてインストールした時は手動で設定したの
ですが、その時は自分でフォントの名称を決めて設定ファイルを書いたことも
あります。
自分のマシンのなかのいくつかの設定ファイルのなかで統一がされていれば問
題はないのですが。。。
けれど、それではやっぱり困ることも出て来るので、フォントの名称の定め方
というか、何か規則があるのかと思ったこともあるのですが、はっきりこうだ
と統一されているわけでもないみたいですね。
ttftool にはフォント情報を得るためのツールがついています。
getttinfo というファイルなのですが、
たとえば
bash# getttinfo
使い方: getttinfo fontname
とすれば個々のフォントについての情報を画面表示してくれます。
たとえば、リコーの平成明朝W3 だと、
bash# getttinfo hgrhm3sj.ttc
ベンダー名は、Ricohです。
略
face[0] index[16] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [著作権表示] [(C) 1997 RICOH COMPANY,LTD. このフォントは(財)日本規格協会 文字フォント開発・普及委員会のライセンス供与に基づいて作成したものです。]
face[0] index[17] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [フォントのファミリー名] [HG平成明朝体W3]
face[0] index[18] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [フォントの副ファミリー名] [ライト]
face[0] index[19] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [フォント特有の識別子] [Ricoh TrueType Font:HG平成明朝体W3:1997]
face[0] index[20] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [フォントのフルネーム] [HG平成明朝体W3]
face[0] index[21] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [バージョン文字列] [Ver.2.02 (c254-hm3h12-hm3z11-j0kei10-hm3f13-hm3s12-hm3e10-hm3n11-hm3v10-vkei10)]
face[0] index[22] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [ポストスクリプトのフォント名] [HGHeiseiMinchotaiW3]
face[0] index[23] [マイクロソフト] [Shift-JIS] [Japanese - Japan] [商標] [HG平成明朝体W3は株式会社リコーの書体名です。]
----------------
ttffiles を使うと、このようなフォント情報をもとに fonts.dir を作ってくれる。
mkttfdir もたぶん同じ情報で fonts.dir を作成していると思いますが。
X 上で使うフォントのリストの作成には mkttfdir は便利だし、
これだけオプションもあるので、通常のX での使用のためだけなら
私は mkttfdir で作成したものを使ってます。
Usage: /usr/bin/mkttfdir [-dheo] [-inum] [directory-name...]
-d: dump fonts.dir screen instead of fonts.dir file
-h: show this help
-e: force ISO8859-1 encoding (for wrong header fonts)
-j: force JISX 0208, JISX 0201 and ISO8859-1 encoding
(for wrong header fonts)
-o: add -o- fonts for each font
-i num: value for auto-italic option (default 0.2)
ただせっかく TrueType フォントをインストールするのですから、
印刷にも使いたいので、手書きでも設定するのですが、ttffiles のお世話にも
なっています。
中谷千絵
- References
-
- [plamo:05572] Re: TrueType Fontとmkttfdirコマンドについて, Takeru Sato
[検索ページ]
[メール一覧]
Plamo ML 公開システム