[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[plamo:07571] Re: [Q]psの設定



中本です。

> [Q]psの設定
>     プリンタの設定で、
>     1、tkdeskで設定した場合
>     テキストファイルは、きちんと出力しますが、dvi &psファイルともに
>         ps−unknown printer
>     となり、出力しません。
>     /etc/printcapを見ると、SD誌11月号p76 リスト11の通りになっていました。
> この場合lpdはlp、ps共に出力できるのでしょうか。

リスト11の通り、だけの内容であれば、xxx.ps のようなファイル名に
なっている、いわゆる ps ファイルは印刷できません。
印刷できない、というのは、例えばコマンドプロンプトのところで、

$ lpr -P xxx.ps

とやっても印刷できない、ということです。

ただし、今僕の環境ではそうなっていないので定かではないのですが、
tkdesk で xxx.ps ファイルを選択し、それを tkdesk 上で印刷をかけた
場合には印刷できた、「はず」です。

# ここらへんが tkdesk の凄いところ。

>     2、printersetupスクリプトを使用した場合
>         /etc/printcapは次のようになりました。(この場合、1で出来た内容を削
> 除してからスクリプトを使用しました)
>         lp|text:\
>                 :lp=/dev/lp0:\
>                 :sd=/usr/spool/lp:\
>                 :lf=/usr/spool/lp/log:\
>                 :af=/usr/spool/lp/acct:\
>                 :if=/usr/local/bin/lp-if:\
>                 :mx#0:\
>                 :sh:
>         ps|ps|PostScript:\
>                 :lp=/dev/lp0:\
>                 :sd=/usr/spool/ps:\
>                 :lf=/usr/spool/ps/log:\
>                 :af=/usr/spool/ps/acct:\
>                 :if=/usr/local/bin/ps-if:\
>                 :mx#0:\
>                 :sh:
>         (plamo1.4.xとは少し違うんですね)この場合、テキスト文も、dvi
> も、psデータ(今回は写真画像で試しました)ともに、
>         出力しませんでした。lpqするとno entryとなっていました。dmesg|grep
> lpではlp0が確認できていました。

dmesg で lp0 が確認できたということは、カーネル自体はプリンタを
使える状態になっている、ということで、それを前提にして話を進めると、
この場合、コマンドプロンプトで、

 lpr -Pps xxx.ps

とすると、ps ファイルが印刷できる「はず」です。

が、僕が plamo:7430 で書いたところを参考にすると、どうやら
gs というコマンドのパスが、プリンタによる印刷で使うフィルタ
のためのスクリプトの中で、どこか間違っているような気がします。

で、具体的にどこをいじればいいのかというと、
まず、

 more /usr/local/bin/ps-if

としてみてください。

ここで最後の行が

/usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=cdj850  -sOutputFile=- -

となっている、かもしれません。

# ただし cdj850 のところは僕のプリンタの話で、chuusann の
# ところでは別の値になっているだろうと思います。

で、次に

 which gs

としてみて下さい。そうすると

 /usr/bin/gs

と、出力されるのではないかな、と思います。
ですので、最後の行を変更すれば、うまくいく可能性があります。

vi などの使い方はわかりますか?

わかるのであれば、直接でも、ps-if のファイルをバックアップし
てからでも構いませんが、/usr/local/bin/ps-is の内容を編集して、
最後の行の、/usr/local/bin/gs となっているところを、/usr/bin/gs
と直してみて下さい。

これで

 lp -Pps xxx.ps 

とすると印刷ができるのではないかと思います。

また普通のテキストファイルに関しては、同様に

 more /usr/local/bin/lp-is

としてみて下さい。
最後の行が、

/usr/bin/nkf -e  | /usr/bin/psconv -V$WIDTH-$LENGTH -j |
 /usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=cdj850  -sOutputFile=- -

のような内容になっているのではないかと思います。

# ここまで断りなく書いていましたが、僕の環境は Plamo-2.0 なので、
# これとは異なっている可能性があります。

これらについて、

  which nkf
  which psconv
  which gs

とそれぞれやってみて、それぞれのコマンドのパスを確認して、
上記の lp-if の内容と異なっていれば、それを修正して、

  lpr -Plp テキストファイルの名前

とやってみて下さい。うまくいけば印刷ができるはずです。

# 今年もインクジェット用の年賀状は売り切れ続出なのだそうですね :-)
# 面白いものですね。。。


-- 
Kenichi Nakamoto
   hinako@netfort.gr.jp, kennaka@pearl.ocn.ne.jp

References
[plamo:07569] [Q]psの設定, chuusann

[検索ページ] [メール一覧]
Plamo ML 公開システム