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[plamo:24760] カーネルの再構築手順 準備のお伺い
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From:msharu
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Date:Sun, 30 Jan 2005 23:40:21 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:24760] カーネルの再構築手順 準備のお伺い
- From: msharu <myspring_sato@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sun, 30 Jan 2005 23:40:23 +0900
- Organization: mspring
いつもお世話さまになっております。 佐藤明彦です。
Plamo linux 4.0 をインストールして、
Plamo Linux4.0をインストールを、去年の9月ころにした状態でして
ブートローダとしてgrub を使用しています。
そして、Plamo linux と WinXp で DualBoot に設定して稼働中です。
現在は、カーネル2.4.26-plamo の設定で使用しておりまして、
これから カーネル2.6.7 にバージョンアップしたいと考えています。
今年になりまして、未熟ながら新しいカーネル(linux-2.6.7.tar.bz2)
を使用して、カーネル再構築の経験を是非してみたいと思うようになりました。
それで、「plamo-ctl@linet.gr.jp 」様 から得まして、カーネル関係の
情報を いろいろと調べました。
そうしたところ、とても運が良く、カーネル再構築の進め方に希望に
近いと思われるメールに、下記の通り出会うことが出来ました。
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[plamo:23353] カーネルの再構築手順 From:Norimasa Matsumoto
Date:Tue, 10 Aug 2004 00:49:45 +0900 (JST)
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松本@兵庫県です。
最近色々と考える所がありまして、カーネル再構築の手順を
書いてみました。
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初歩的なことで誠に恐縮ですが、松本さまのホームページの中で
いくつかお伺いと確認させて頂きたいところがあります。
とりあえず、その中で下記の(1)〜(5)項目までは、Google や
参考書を調べつつ、なんとか進めることが出来ました。
-------------------- 下記は 実施をしました --------------------------
(1) ブート時にカーネルをメニューで選択するようにする。
そして、カーネル再構築→テスト→再構築→テストを繰り返すこと
が出来るようにしたい。
(2) /etc/grub.conf のバックアップをとり、メニュー選択が出来て
テストが出来るように設定する。
harup:~# cp -a /etc/grub.conf /etc/grub.conf.orig
(3) カーネルの保存
harup:~# cd /
harup:/# cp -a vmlinuz vmlinuz.orig
harup:/# chmod a-w vmlinuz.orig
harup:~# ls -l /vm*
lrwxrwxrwx 1 root root 14 Dec 14 03:22 /vmlinuz -> vmlinuz-2.4.26
-rw------- 1 root root 1297721 Dec 14 03:36 /vmlinuz-2.4.26
-r-------- 1 root root 1297721 Jan 28 12:14 /vmlinuz-2.4.26.orig
lrwxrwxrwx 1 root root 14 Jan 21 20:08 /vmlinuz.orig -> vmlinuz-2.4.26
(4) ドライバーモジュールも読み込み専用にする。
harup:~# chmod -R a-w /lib/modules/2.4.26-plamo/
変更後:ディレクトリ
harup:~# ls -l /lib/modules/
total 4
dr-xr-xr-x 4 root root 4096 Apr 17 2004 2.4.26-plamo/
(5) カーネルソースの準備01
パッケージ linux-2.6.7.tar.bz2 をダウンロードして、/usr/src/ に設置する。
harup:~# ls -l /usr/src/li*
lrwxrwxrwx 1 root root 13 Dec 14 03:26 /usr/src/linux -> linux-2.4.26//
-rw-r--r-- 1 mspring users 35092228 Jan 20 19:52 /usr/src/linux-2.6.7.tar.bz2
/usr/src/linux-2.4.26:
total 260
-rw-r--r-- 1 root root 18691 Aug 3 2002 COPYING
----
-------------------- 以上は実施をすませました --------------------------
↓ 下記の(6)項 以後は、松本さまのホームページ
http://www.netfort.gr.jp/~matsu/plamo/doc/kernelrebuild.html
Plamo Linux 4.x 関係 :「俺流! カーネルの再構築手順」を参考にさせて
頂きまとめたものです。
(6) カーネルソースの準備02
古いバージョンも選択し使用できるように、古いソースコードは、そのまま残しておく。
これで、以下の新しいバージョンを実施すると、何か問題が残るでしょうか。
下記の、バージョン番号の変更 で残すことが出来ると言うことでしょうか。
パッケージを展開
linux-2.6.7.tar.bz2 を使用したいという場合でして、
# cd /usr/src
# rm linux
# tar jxf linux-2.6.7.tar.bz2
# in -s linux-2.6.7 linux
(7) バージョン番号の変更
新しいバージョンでは、EXTRAVERSION = -harup01 に設定する。
harup:~# cat /usr/src/linux/Makefile
VERSION = 2
PATCHLEVEL = 4
SUBLEVEL = 26
EXTRAVERSION = -harup01
(7) カーネルの設定・・・conf を行なう。
ソースコードの展開と、前準備が終わりましたので、以下の設定をする
# cd /usr/src/linux
# make mrproper
# make include/asm ・・・ (しない方が良いとのコメントもありました?)
# make menuconfig
make menuconfig では、.config を読み込んでデフォルトとしている。
そして、新しい設定で .config を出力するので、別ファイルにして保存する。
# cd /usr/src/linux
# cp .config config-20050131
そして、以下をすれば標準設定のカーネルになる。
# cp /boot/config /usr/src/linux/.config
(8) コンパイルと bzImageを作る・・・カーネルのビルド
# cd /usr/src/linux
# make dep
# make clean
# make bzImage
(9) カーネルが起動できるようにする
# make module
# make modeule-install
# cp /usr/src/linux/arch/i386/boot/bzImage /vmlinuz.test
bzImageの位置は、make bzImage終了時のメッセージで確認する。
---------- 以上(6)〜(9)項目は、ご指導に沿い進めたいです ------------
松本さまには、基本的な内容はほとんどの情報を 参考にさせて
頂きつつ進めさせて頂きました。
この場で、無断で参考にさせて頂きましたことをお詫びすると共に
情報のご提供を心からあり難く感謝を申し上げます。
今回も、初歩的で基本的な質問で失礼かと思いましたが、
Plamo Linuxを理解して使用できるようになりたい一心で、
なんとか 進めることが出来ました。
何卒 ご容赦をいただきまして、ご指導をいただきますよう
よろしくお願い申し上げます。
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佐藤明彦 (Sato Akihiko)
e-mail : myspring_sato@kyp.biglobe.ne.jp
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