[plamo:25884] ppp のDNSまとめ

[ISHIKAWA Toshiyuki]

石川です。

1. 外出先からのアクセスのため会社用意の b-mobile カードで用を
   足してましたが、契約期間切れで、新たに AirEdge に成りました
   (Windows なら何でも良いのだけど)。
2. IPS は選べますが、ダイアルアップ契約をしている ISP が無いので
   接続のみ、無料の prin で接続せざるを得ませんでしたが、prin の
   設定は DNS は自動割り当てしなければなりません(DNS が与えられる
   PIAFS では別料金になります)。
3. Plamo の過去ログ([plamo:22915] ppp の DNS の指定について)
   のスレッドを参考にトライしました。以下はそのまとめです。

まとめ：

A. /etc/ppp/ip-up で早間さんのスクリプトを記述
   ---------------------------------
   #!/bin/sh
   (
     /bin/echo nameserver $DNS1
     /bin/echo nameserver $DNS2
   ) > /etc/resolv.conf
   ---------------------------------

B. 上記だけでは DNS 情報を拾えません。スレッドにもあるように
   usepeerdns がキーでした。
   どこで指定するかはスレッドでは最終的にクリアで無かったので
   (私の読み方？)以下の 2 つをトライしました。

   B-1. /usr/sbin/ppp-on スクリプトで pppd を起動するところに
        引数として与えました。場所は適当でよい。
        exec /usr/sbin/pppd debug lock modem usepeerdns crtscts … \
                                             ^^^^^^^^^^
        この場合 /etc/ppp/options ファイルは存在しません。

   B-2. ppp-on スクリプトは変更せず、/etc/ppp/options ファイルを
        作り、userpeerdns の一行だけを書いた。

   B-3. これはまだ検証していませんが、pppd の引数は全て
        /etc/ppp/options で与えて良いような(？)。マニュアル読んで
        いないのですいません。
        最近は ppp が必須とは言えないので(modem 時代は大変だった)
        関連スクリプトは大昔から持ち回りでした。

C. 結論として、B-1/2 ともに全く同じ結果でうまく DNS が拾えました。
   どちらでも /etc/ppp/ には resolv.conf が生成されました。
   リンクを張っても良いのですが、LAN 環境が自宅と会社にあります
   ので、必要設定を resolv.conf.bak にしておいて ip-down を
   ----------------------------------------
   cp /etc/resolv.conf.bak /etc/resolv.conv
   ----------------------------------------
   として解決しました。

D. 悪戦苦闘している間で、resolv.conf の書き換えのルールで DNSTYPE=
   があるらしく、割り当てを有効にするには DNSTYPE=SPECIFY と書くら
   しい？ …、がどこに書くかが判らないまま、とにかく目的は達成です。
   なんとなくすっきりしませんが。

以上、周知の事項かもしれません。