[plamo:28214] Xen環境へのPlamoのinstall

[Takehiko Ogata]

尾形です。

Xenの完全仮想化によるテストを簡単に行うため
SUSE-10.2のXenでPlamoをinstallしてみました。
始めisoイメージでのinstallを試みましたがうまく
いかなかったのでPlmao-4.2-070620_01.dvdで
行いました。(WindowsXPは逆にisoイメージで
install出来ました)

M/B:ASUS M2NPV-VM
CPU:Athlon64 X2 2.6GHz +5200 65W
Mem:2GB
HDD:Maxtor 7Y250M0 SATA

仮想HDDはdefaultではファイル作成時に実体の拡張が
起こるようでls表示と実際のサイズdu/dfでは異なるようです。
(Fedoraでは実体作成の有無を指定可能)

そこであらかじめddで1GB程度を書き込み消去したのち
ftp及びrsyncによるテストを行いましたが変動が大きく
2MB/sから16MB/sのギガbitな領域までその時の条件により
変化するようです。メモリーキャッシュの影響があります
ので多少工夫しましたが。
仮想NICとしてはAMD PCNet, NE2000となっていますが
dmesgではなぜかRTL-8193Cの100Mbpsでupしています。

hdparmによるテストではホスト側(domain-0)と同程度な
結果となりますがvm側ではその時により2〜3割変化する
ようです。domain-0では57MB/sと安定しています。

HDDへの実際の書き込みは
dd if=/dev/zero of=1GB bs=1024k count=1000
vm側では16MB/s程度
ホスト側(domain-0)では68MB/s（キャッシュにより高速気味）
また1kBのファイルを1000個書いた場合には
vm側で37secから1分30秒程度とその時により変化が大きいです。
一方ホスト側(domain-0)では14sec程度でした。

ということでUSBはないしIOはまだまだ、さらにXenの
kernelの安定性がまだ良くないようでかなり期待はずれの
感じです。先のVMknoppixでもそうでしたが。

では。