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[plamo:31829] updated package check & downloader



こじま@遅ればせながら明けましておめでとうございます,です.

以前からPlamo Linuxでパッケージ更新を簡単にする仕組みを考えていて,ふと
思いついたアイデアを実装してみたら結構便利だったので紹介してみます.

ローカルで使うのは,get_pkginfo.py というPythonスクリプトで,
加藤さんがメンテしてくれている github のページ

https://github.com/plamolinux/get_pkginfo

あるいは,PlamoWiki の私の日記のページの一番下にある添付ファイルから入
手できます.

http://plamo.linet.gr.jp/index.html/index.php?diary%2FKojima%2F2015-01-06

# 後者はファイル名が get_pkginfo3.py になっているけど中身は同じです.

このスクリプトは,引数を指定せずに実行すると,FTPサイトにある最新パッケー
ジのリストをダウンロードして,/var/log/packages/ に記録されているローカ
ルにインストールされているパッケージのリストと比較し,異なっているもの
があれば報告し,ダウンロード先を表示します.

  $ ./get_pkginfo.py
  local package:mozo-1.8.0-x86_64-P1
  new package:mozo-1.8.0-x86_64-P2
  ftp://ring.yamanashi.ac.jp/pub/linux/Plamo/Plamo-5.x/x86_64/plamo/11_mate/mozo-1.8.0-x86_64-P2.txz
  
  local package:poppler_data-0.4.5-noarch-P1
  new package:poppler_data-0.4.7-noarch-P1
  ftp://ring.yamanashi.ac.jp/pub/linux/Plamo/Plamo-5.x/x86_64/plamo/04_xapps/poppler_data-0.4.7-noarch-P1.txz
  ....

-d オプションを指定すれば,カレントディレクトリに該当するパッケージをダ
ウンロードしてきます.パッケージの自動update機能は付けていないので,ダ
ウンロードしたパッケージは適宜手動で updatepkg してください.

updatepkg では更新できない(すべきでない)パッケージはチェック対象外にし
ていますが,-b オプションを指定するとそれらの情報も表示します.ただし,
これらのパッケージを単純に updatepkg で更新しようとすると,既存の設定ファ
イルを上書きしたり,installpkg/updatepkg が動かなくなったりするので,
十分ご注意ください.

なお,このスクリプトはPlamo-5.2でも動くものの,5.2から5.3へはパッケージ
の追加や廃止を伴なう大規模な更新になっているため,このスクリプトだけで
は実用的ではありません.そのため動作環境は「Plamo-5.3以降」とさせてくだ
さい.

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こじま



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