- 基本的に Plamo 2.2 系列は、メンテナンスリリース扱いなので、各サイト
からダウンロードできるイメージ や、ISOイメージ、テスト版ともに、カーネ
ルは 2.2.19 になっています。
- Plamo-3.0 正式版 ( 2002/09/23 )
3.0 は正式リリースとなりました。
README.EUC にも書いていますが,以下のような以下のような問題点が残っていますので注意してください.
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サポートしている NIC はインストーラのカーネルの方が多少多いため,インス
トール時には使えた NIC もインストール後は手動でモジュールをインストール
しなければならない場合がります.
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/etc/murasaki/murasaki.preload では uhci をロードしているので,他の USB チップ(JE, OHCI)の場合は変更が必要です.また,現時点では起動時に/etc/rc.d/rc.murasaki startを実行していないので手動で起動してください.
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カーネル自体には APM のドライバと ACPI のドライバの双方を組み込んでいるが,ハードウェアによっては halt -p で電源が落ちない場合があるようです.halt -p で電源断まで行かない場合,起動時のカーネルパラメータで apm=off か acpi=off を指定して,どちらかの機能を明示的に停止する必要がある模様.
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デフォルトのカーネルでは SMP は OFF になっているので,SMP を使いたい場合はカーネルを再構築してください.
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インストーラは USB デバイスを認識しないので,USB デバイス 経由/へ のインストールは不可.ブート可能な USB FDD の場合,インストーラを起動することはできるが,インストーラの起動後には認識できなくなる(boot FD を作成できない)ので注意.
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「お勧め」メニューではn1/bind9.tgzをインストールしないので,dig等のコマンドが必要な方は別途インストールしてください.一応,デフォルトではローカルホストの設定をすればキャッシュサーバとして動くような設定を用意しています.
- Plamo 2.2.6 と Plamo 3.0 について
新しいメンテナンスリリース(plamo-2.2.6)と 3.0 を正式公開しました。
Plamo-2.2.6 はこちらにバイナリツリーがあります.
両者とも CD-image は upload 中で,現在はバイナリツリーのみの公開です.このツリーから bootable な CD image を作る場合,以下のような点に注意してください。
なお,まだ未テストなので,Plamo-3.0 は pcmcia 経由のインストールは不可能だと思います.
ちなみに両者の特徴は以下の通り
- Plamo 2.2.6 : kernel-2.2.21 + glibc-2.2.2 + XFree86 3.3.6.ただし山内さん作の x420s.tgz を使えば,サーバのみXFree86 4.2.0 のものを利用することも可能.
- Plamo 3.0 : kernel 2.4.19 + glibc-2.2.5 + XFree86 4.2.0 + perl 5.6.1.インストーラは uClibc + BusyBox ベースに移行(インストーラで vi や more が使える :-).syslinux + lilo でグラフィカルなブート画面表示.
- Plamo 3.0 は、PC98 用の plamo98 に対応しています.