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[plamo:00192] Re: Don't telnet



中本です。

From: Kenichi Nakamoto <nakamoto@mms.bch.ksi.ntt.co.jp>
Subject: [plamo:00177] Re: Don't telnet
Date: Wed, 2 Dec 1998 17:46:10 +0900
Message-ID: <19981202174801A.nakamoto@mms.bch.ksi.ntt.co.jp>

> 中本です。
:
>   今日の川井さんのメールやその他、地域の皆様の御指導なども
> 頂きながら、自分なりに note-PC で dhcpcd と普通の IP 固定の
> 時の運用方法というか、設定というか、整理してみようと思っています。
> 
> # 単純に rc をオリジナルに戻して、必要な時に dhcpcd を起動するって
> # いうのでいいのかなあ…。
> 
>   また頭の整理できましたら報告させて頂きます。


dhcpcd の使い方をもうちょっと整理しよう、と
息まいていたのですが…。

オチは、

     「Linux ネットワーク」に載っていた ^^;;;

でした。

あーー、恥ずかしいやら、嬉しいやら、悔しいやら…。

では以下に顛末を報告します。でもこれはまだ中間報告
かもしれません…。

========================================================

・ ひとまず、 rc.inet2 を dhcpcd インストール時に上書き
   された状態に戻し、DHCP な環境のネットワークに接続
   して、reboot するもアドレスをとれていないことを確認。

   → この rec.inet2 は、あくまでデスクトップ用のもので
      PC カードを利用している場合は /etc/pcmcia/network
      から dhcpcd を起動しなくてはならないから、この
      ままの設定では駄目だ、ということです。

      このスクリプトを書き換えて、rc.pcmcia が存在すれば
      それを起動し、rc.pcmcia の中で dhcpcd を起動させれば
      起動時に dhcp でアドレスが取れるのだと思います。
      でも今回はそういう設定は選ばないので、推測だけです。
      man dhcpcd などをちゃんと見た方がいい…。

・ rc.inet2 を
   # mv rc.inet2 rc.inet2.dhcp
   # mv rc.inet2.back rc.inet2
   として、dhcpcd をインストールした際にバックアップされて
   いるモノに戻す。

   → これで reboot すると inetd, lpd etc... のデーモンが
      無事に起動される。

・ さてさてこれからどうしよう、と思いながら、

   目標 : # cardctl scheme dhcp を実行すれば dhcpcd が
          起動されるようにしよう!

   と思って、ひとまず linux ネットワークを開いて dhcpcd の
   ページを読みます。

   何度か意味を考えながら読む。あ! と気付く…。

   /etc/pcmcia/network : これは /etc/pcmcia/network.opts の内容を
                         参照しながら、network card の設定をする
                         スクリプト。

   /etc/pcmcia/network.opts : これは scheme ごとの設定を記述するファイル。

   で、Linux ネットワークの 323 ページに記述されているスクリプトの変更と
   いうのは、network.opts の内容を参照して、dhcpcd を起動したりするための
   変更、でした。

・ ということで、ひとまず /etc/pcmcia/network と 同 network.opts の
   バックアップをとります。
   network ファイルの内容を本の通りに修正。

・ 次に network.opts を編集します。

   DHCP のための scheme として、

   dhcp,*,*,*)
       # Transceiver selection, for cards that need it -- see 'man ifport'
       IF_PORT=""
       # Use DHCP [y/n]
       DHCP="y"
       DHCPSTF=/etc/rc.d/rc.dhcp
       # Use BOOTP [y/n]
       BOOTP="n"
       ;;

  を case "$ADDRESS" in と書かれた行の次に挿入しました。
  それから、その他の IP アドレスなどを指定する scheme では
  
       # Use BOOTP [y/n]
       BOOTP="n"

  の前に

       DHCP="n"

  を挿入しました。

・ /etc/rc.d/rc.dhcp としては、dhcpcd インストール時に作られた
   ものもあったのですが、それはもろもろのデーモンを起動するような
   スクリプトになっているので、ひとまず、「Linux ネットワーク」の
   サンプルと同じ状態に修正しました。

・ この後

   # /etc/rc.d/rc.pcmcia restart

  とすると、修正が反映され、

   # cardctl scheme dhcp

  で dhcpcd が起動され、アドレス設定を獲得することができました。 


・ 課題

  ・ scheme dhcp から IP アドレス指定の設定に戻っても dhcpcd は
     生き残ってしまう。
     → /etc/pcmcia/network に適切なスクリプトを書く ( dhcpcd -k 
        などを利用する )

  ・ まだスクリプトの書き方が、詳しくわかっていない ^^;;;

=================================================================

以上です。

そろそろ仕事に入らねば…。


ではでは。


---
Kenichi Nakamoto
email : nakamoto@mms.bch.ksi.ntt.co.jp
tel   : 06-446-8160
fax   : 06-225-0611

References
[plamo:00177] Re: Don't telnet, Kenichi Nakamoto

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