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[plamo:11602] Re: Plamo Documents Project



From: Takeru Sato <t97423ts@sfc.keio.ac.jp>
Message-Id: <20010930023933T.t97423ts@sfc.keio.ac.jp>

> /usr		ユーザープログラム
> /usr/bin	ユーザープログラムのコマンド
> 
> こんな感じ…この説明はあっているでしょうか?

本当は、usr は user の略ではないです。正解は何だっけ…

で、ちょっと前に書きましたが、/ と /usr を別パーティションにして、boot
時に不要なものを /usr に逃がしていた、という歴史的事情があったわけです。

/bin とかには、boot 時に必要な物だけが入ってますし、OSによっては、この
中は static link にする、という慣習もあったような。

最近は、/lib を持っている OS が多くて、/bin の下は dynamic link で、
static link なバイナリは /sbin に置く、という図式になっているものも多
いみたいですが、Linux では、この慣習すら崩れているような気がしないでも
ない…

ちなみに、Solaris では、/bin と /lib は、/usr/{bin,lib} へのリンクになっ
てますので、起動時に /bin は使えないはず。もはや /bin の存在は、シェル
スクリプトのシェルラッパがちゃんと機能するためだけのものなのかな。

FreeBSD とかではどうなんでしょうね。

> アプリケーションの設定ファイルがものによっていろんなディレクトリに
> あるのでそれらの一覧表のあれば。

debian とかだと、とにかく徹底的に /etc に集積してるみたいですが、あれ
はあれで /etc がでかすぎて見通しが悪いような気がしないでもないです。

逆に歴史的事情を知らない、慣れていないユーザさんとかだと、そっちのほう
が美しく見えるんでしょうね。

> 卒業した大学の知り合いでキャンパスのUNIX用のガイドを作っている
> 人がいましたが、何日も徹夜で学校に泊り込んだり大変そうでした。
> http://www.sfc.keio.ac.jp/mchtml/cns-guide/
> 
> 最初は情報工学系の先生が書いていたのですが、わかりずらくなるという
> ことで、有志の学生が書くように変わったという経緯があるそうです。
> 必要なことが的確に書かれているので、今でもたまに参照しています。

まあ、SFC クラスだと、適当に有志を募るだけで結構なものができちゃいそう
ですね。ある意味とても羨ましい環境というか。

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