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[plamo:13235] Re: glibc-2.2.5とkterm



From: "MATSUMOTO Koichi // matu'ko" <matuko@mcu.or.jp>
Subject: [plamo:13234] glibc-2.2.5とkterm
Date: Tue, 5 Mar 2002 03:37:00 +0900

>   本日、plamo.linet.gr.jpから、glibcのビルドツールを拝借して、
> glibc-2.2.5をビルドして、textutils-2.0とfileutils-4.1をやはり
> ビルド・インストールしました。
> 
> # textutilsとfileutilsは、素のソースをそのままコンパイルした
> # んですが。
> 
>   ところが、それから、ktermが、
> 
>     Warning: locale not supported C library, locale unchanged.
> 
>   という警告を出力するようになったんです。
> 
> # あと、make が、「入ります。ディレクトリ...」とか「出ます。...」
> # ではなくて、英語のメッセージを出力するようになってしまったとか。
> # makeは、2.2.1パッケージの GNU/make 3.79.1のままです。
> 
>   別段、実害はないんですが、気になるので、もし何かご存知の方が
> いらっしゃいましたら、教えて頂けませんか?

とりあえず二点.

・必要な(日本語用の)ロケールファイルは作成しましたか?

単に glibc2 を make するだけではそれぞれの言語用の locale ファイルは作
成されないので,glibc2 の作成後,その環境で localedef コマンドを使って
必要なロケールファイルを作る必要があります

# glibc2 の中でもバージョン間で locale ファイルの互換性はないようで,
# 2.2.5 なら 2.2.5 用に locale ファイルを作成する必要があるようです.

・/usr/share/locale から /usr/lib/locale へのシンボリックリンクはあり
ますか?

これ,ちょっとヘンな気がしてるんだけど,localedef コマンドで作成した 
locale ファイルは /usr/share/locale 以下に行くのに,実際にコマンドから
参照されるのは /usr/lib/locale になるので,シンボリックリンクを作って
おかないと上述のように locale ファイルを作成していても正しく参照されな
いようです.

# そー言えば, plamo.linet.gr.jp に上げた PlamoBuild.glibc-2.2.5 では
# このヘンの処理まではやってなかったかも知れない(^^;

> # ついでといっては何ですが、fileutils-4.1のlsがeuc-jpなファイル名
> # を表示しないんですけど、どうしたらいいんでしょう...
> # ./configure --with-included-gettext --prefix=/usr --bindir=/bin
> # で、makeしたんですが...

ls -N ?

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こじま

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