[plamo:18751] Re: /dev in Plamo-3.1RC1

[Shun-ichi TAHARA (田原 俊一)]

From: "Takehiko Ogata" <t_ogata@tkb.att.ne.jp>
Message-Id: <001b01c31370$3847cb80$430000c0@cubx03w>

> > ちなみに、これ、逆なんです。
> >
> > mount -t tmpfs tmpfs /dev/shm
> >
> > みたいに、/dev/shm から tmpfs の中身(ひらたく言えば RAMDISK)が見える仕
> > 掛けになります。
> 
> tmpfsの中身が見える仕掛けという意味がちょっとわからない
> のですが。

(POSIX shm を使うためには) /dev/shm 以下が、tmpfs による RAMDISK になっ
ている必要がある、ということです。

> 通常mountは
> mount -t filesystem device dir
> という指定のしかたと思いますが、/dev/shmをdirとすると
> /dev/shmがないので、マウントポイントがないエラーとなると
> 思います。

ええ、ややこしいのですが、ここでは /dev/shm はデバイスではなくマウント
ポイントになります。なので、mknod ではなく、mkdir で作らないといけない
のです。

# tmpfs は、procfs とか usbdevfs とかと同じ、仮想的なファイルシステム
# なので、上記でいうところの "device" が要らない

> 実際の利用では/dev/shmや/dev/shm1,.../dev/shm9など
> 通常のdeviceと同様にmountして利用することで良いのではと
> 思うのですが。（それぞれのサイズの指定は別ですが）

ちなみに、tmpfs は、サイズ指定等の仕掛けはない(仮想メモリの残量に応じ
て適当に伸び縮みするらしい)ようです。
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田原 俊一   jado@flowernet.gr.jp, shunichi_tahara@zenrin.co.jp
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