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[plamo:32020] Re: OSC 2016 Tokyo/Spring申込開始



こじま@しばらく暖かかった分,寒くなると余計こたえる,,です.

From: Toshihisa Matsuki <matsuki@xxxxxxxxxxx>
Subject: [plamo:32019] Re: OSC 2016 Tokyo/Spring 申込開始
Date: Thu, 25 Feb 2016 05:46:40 +0900 (JST)

> 今回は私一人での対応になります.そのため,展示会場も不在がち
> だったり,早めに店仕舞いしている場合もあるかも知れませんが宜しく
> お願いします.
> 
> セミナー内容は前半は前回と同じ Plamo の紹介です.
> 後半は 6.1 のちょっとした話をする予定です.

これに合わせてPlamo-6.1をリリースしました.

$ ls -l plamo-6.1*
-rw-rw-r-- 1 kojima plamo 3468689408  2月 22 09:56 plamo-6.1_x86_64_dvd.iso
-rw-rw-r-- 1 kojima plamo         59  2月 24 22:23 plamo-6.1_x86_64_dvd.iso.md5sum
-rw-rw-r-- 1 kojima plamo 3454009344  2月 22 09:55 plamo-6.1_x86_dvd.iso
-rw-rw-r-- 1 kojima plamo         56  2月 24 22:23 plamo-6.1_x86_dvd.iso.md5sum

中身は2日ほど前に公開した plamo-6.1_{x86,x86_64}_20160222_dvd.isoと同
じなのでご注意ください.

松木さんの方で OSC 2016 Tokyo/Spring の会場での若干枚の配布を予定いた
だいているので,ご興味のある方はぜひ Plamo Linux のブースにお立ち寄り
くださいませ.(_ _)

README.EUCの内容はこんな感じ.
------------------------------------
○Plamo-6.1について(2016-02-19)

2016 OSC Tokyo/Spring に出展することになったのに合わせて,昨秋のPlamo-6.0を
updateしたバージョンをリリースしました.

バージョン番号が示すように,前のバージョンからの大きな変更はなく,
Plamo-6.0以降に更新されたソフトウェアへの追従が主な目的なものの,
以下のような変更点も追加されています.

・get_pkginfo の file:// プロトコル対応

Plamo用のパッケージ更新ツール get_pkginfo が file:// プロトコルにも
対応したので,DVDから更新されたパッケージをダウンロードできるようになりました.
具体的には Plamo-6.0な環境で,Plamo-6.1のDVDを/cdrom にマウントしている場合,
-u file:///cdrom の指定で,Plamo-6.0から6.1の間で更新されたパッケージが分かります.

$ get_pkginfo -u file:///cdrom
local package: btrfs_progs-3.19_rc2-x86_64-P1
new   package: btrfs_progs-4.3.1-x86_64-P1
URL: file:///cdrom/plamo/00_base/btrfs_progs-4.3.1-x86_64-P1.txz

local package: dhcp-4.2.7-x86_64-P1
new   package: dhcp-4.3.3_P1-x86_64-P1
URL: file:///cdrom/plamo/00_base/dhcp-4.3.3_P1-x86_64-P1.txz
...

これらのパッケージは -d(ダウンロード)や-a(自動インストール),-i(対話的インストール)
等のオプション指定でダウンロードやインストールすることも可能です.

なお,file://プロトコルへの対応は新しいget_pkginfoの機能なので,
実際にPlamo-6.0環境で使う場合は,事前にget_pkginfoを更新しておく必要があります.

$ sudo updatepkg -f /cdrom/plamo/01_minimum/get_pkginfo-git_20160217-noarch-P2.txz

・日本語文字コードの UTF-8 対応

新規ユーザを登録する adduser 時に,利用する文字コードを EUC-JP と
UTF-8 から選択できるようにしました.ただし,この指定が有効になるのは
X環境を起動した際で,unicon で日本語表示を可能にしているコンソールでは
従来通り EUC-JP で日本語が表示されます.

合わせて,~/.set_lang_{bsh,csh} という設定ファイルを用意したので,
動作中でも文字コードの切り替えが可能になりました.

bash/zsh でUTF-8環境に切り替える場合

$ source ~/.set_lang_bsh utf8

tcsh で EUC-JP 環境に切り替える場合

$ source ~/.set_lang_csh euc

これらの指定で,文字コード全般を指定するLANGと,
lessの出力コードを指定するJLESSCHARSET,
glibcの出力文字コードを指定するOUTPUT_CHARSET の
各環境変数が設定されます.

・EFI システムパーティションの自動フォーマット

UEFIブートに必要なEFIシステムパーティション(ESP)をフォーマットする機能を
インストーラに追加したので,Plamo-6.0 のようにインストール中に
別コンソールから mkfs.vfat を実行する必要が無くなりました.
詳細については README_GPT.PDF を参照してください.

なお,fdisk/cfdisk 実行時にESPを作り忘れるとインストーラはその旨警告して終了しますが,
改めてパーティションを切り直す際には一度リブートしてください.
リブートしないと,カーネルは古いパーティションテーブルをキャッシュしたままになるので,
想定外のパーティションがフォーマットされてしまうことがあります.

・その他,主要なパッケージの更新は以下の通りです.

- kernel-4.3.5
- CVE-2015-7547(getaddrinfo の stack overflow)に対応した glibc-2.20
- TeX Live-2015
- MariaDB-10.1.10
- firefox-44.0.2/thunderbird-38.6.0
- libreoffice-5.0.4
- pulseaudio-7.1
- llvm-3.7.0
- zsh-5.1.1
- ruby-2.2.3
- make-4.1
- MesaLib-11.0.9

その他,メンテナ各位の御尽力でPlamo-6.0から211ほどのパッケージが更新さ
れているので,ぜひお楽しみください :-)

-----------
こじま


References
[plamo:32019] Re: OSC 2016 Tokyo/Spring申込開始, Toshihisa Matsuki

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