[plamo:33254] Re: toyamaさんのアドバイスで修正後のエラー

[KATOH Yasufumi]

加藤です。

年末だから? あっという間にスレッドが伸びていて議論を追えてないのでピン
ポイントですが…

>>> On Mon, 30 Dec 2019 10:17:42 +0900 (JST)
    in message   "[plamo:33242] Re: toyamaさんのアドバイスで修正後のエラー"
                  Watanabe Tatsuro-san wrote:

> 以下はUbuntuですので、ディレクトリ構造がPlamoとはちがっていると思いま
> すが、

> tatsuro@Apple7:~$ ldd
> /opt/epson-inkjet-printer-201112j/cups/lib/filter/epson_inkjet_printer_filter
> | grep libjpeg

> 	libjpeg.so.62 => /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libjpeg.so.62
> 	(0x00007f46d1f22000)

> tatsuro@Apple7:~$ ldd
> /opt/epson-inkjet-printer-201112j/cups/lib/filter/epson_inkjet_printer_filter
> | grep ld-lsb

> 	/lib64/ld-lsb-x86-64.so.3 => /lib64/ld-linux-x86-64.so.2
> 	(0x00007ff81c212000)
	
> libjpeg.so.62 が無いのがそもそもでは・・？

はい。Plamo では libjpeg.so.62 はありません。で、EPSON のドライバが
libjpeg.so.62 に依存しているということですかね?

# パッケージ作成の細かなお話になります...（最後にちょっとズルい解決方
  法を示しますので最後までご覧くださいw）

libjpeg-turbo は
  -DWITH_JPEG8=ON
と定義してビルドすると libjpeg 互換のライブラリを作成し、libjpeg.so.8
が出来ます。Plamo 作成時には商用ソフトウェアのことは考えてませんので、
このようにして作成し、libjpeg が必要なソフトウェアは、この
libjpeg.so.8 をリンクしています。

今、（libjpeg_turbo ではダメで）libjpeg 互換が必要なモノがどれくらいあ
るのか、そもそもあるのか? ってのは知りませんが、このようにしています。

# libjpeg と libjpeg_turbo の互換性についても全く知りません。

この互換機能をオフにすると libjpeg.so.62 というライブラリができます。

パッケージ作成時に2度 make && make install を走らせて、両方インストー
ルすれば解決できる気もしますが、これまではそのような必要性もありません
でしたのでやっていませんでした。

libjpeg-turbo のビルドスクリプトは /usr/share/doc/libjpeg-turbo-2.0.2
以下や
  https://github.com/plamolinux/Plamo-src/blob/plamo-7.x/plamo/03_libs/libjpeg_turbo/PlamoBuild.libjpeg-turbo-2.0.2
にありますので、"-DWITH_JPEG8=1" を外してビルドした結果から必要なライ
ブラリを /usr/lib あたりにコピーすれば良いと思いますね。

必要なライブラリ: cp libjpeg.so.* /usr/lib みたいにすればいいかな。
libjpeg.so はコピーしないほうがいいですね（自分でインストールするソフ
トウェアと Plamo 標準で参照するライブラリが変わってしまう恐れ）

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とここまで書いたところで一瞬 Plamo-7.x に libjpeg.so.62 が現れた瞬間が
ありました。ChangeLog より…

2019-09-05  KOJIMA Mitsuhiro  <kojima@xxxxxxxxxxx>

        * libjpeg.so.62 を必要とするバイナリが多いので、
          互換ライブラリを含めるようにlibjpeg_turboを再編成
          (03_libs/libjpeg_turbo-2.0.2-x86_64-B2.txz)

なので、plamo/03_libs/old ディレクトリより、上記パッケージをダウンロー
ドして強制的にインストールすれば解決したりして。

B2 はビルドスクリプトがシステム上にある libjpeg.so.8 をコピーしてパッ
ケージングするというものだったと思うので、ビルドスクリプトを使う時は注
意が必要です。

libjpeg.so.62 が必要で、上記いずれかの方法でうまくいけば、年明けにでも
両方含んだ（メインはあくまで libjpeg.so.8）パッケージを作成します（覚
えてたら）。

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((((    加藤泰文
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