[plamo:34033] Intel iHD ドライバー

[ABE Shin-ichi]

阿部です

そういえばアナウンスしてなかったな、と気づいたので。
あまり使っている方はいないと思いますが、Intelが公開しているIntel-GPU向けドライバー
Intel-iHD関連のパッケージを以下のリンクにアップしています。
Plamo-8.xで使うために作成しましたが、多分 Plamo-7.4でも使えると思います。

場所）
ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-test/for-8.x/Intel-iHD_and_MediaSDK/
|-- Intel_iHD_driver-22.4.4-x86_64-B1.tzst
|-- Intel_gmmlib-22.1.4-x86_64-B1.tzst
|-- Intel_MediaSDK-22.4.4-x86_64-B1.tzst
|
|-- PlamoBuild.ffmpeg-4.4.2.qsv (for Plamo-8.x)
|-- PlamoBuild.ffmpeg-4.3.3.qsv (for Plamo-7.4)
|
|-- README 

qsv ; Intel Quick Sync Video acceleration の略称
　　　（ https://www.pc-spark.jp/?p=506 より）
      インテル® クイック・シンク・ビデオは第 4 世代インテル® Core™ プロセッサーに内蔵された機能です。
　　　専用のメディア処理機能により、ビデオの作成と変換をより高速かつ簡単な作業に変えてくれます。
　　　たとえば、DVD またはBlu-ray* ディスクの作成、3D ビデオの作成と編集、2D ビデオファイルから 
　　　3D への変換、ポータブル・メディア・プレーヤー向けのビデオ変換、お気に入りのソーシャル・
　　　ネットワーキング・サイトにアップロードするビデオの変換などが、あっという間に完了するようになります。 

ドライバーパッケージをインストールしたうえで、ffmpegを qsv対応に再構築しないと qsvによるハードウェアエンコード・
ハードウェアデコード機能が使えません。
PlamoBuild.ffmpeg-4.4.2.qsv, PlamoBuild.ffmpeg-4.3.3.qsv はそのための ffmpeg作成スクリプトです。
空の作業用ディレクトリを作成して、その中でPlamoBuildを実行することでパッケージが作成されます。

qsv(Intel Quick Sync Video acceleration)の効果はREADMEに簡単に記載しましたが、ざっくり言うと
・qsv無しの通常エンコード時間が 280秒のとき
・同じハードウエア環境で qsv有効時のエンコード時間が 60秒程度まで短縮されました。（私の環境の場合です）

あべ

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