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[plamo:05860] ダイアルアップサーバとして起動可能なppxpdの数について
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From:Masao Mori / 森 雅生
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Date:Mon, 8 May 2000 12:25:56 +0900
- Subject: [plamo:05860] ダイアルアップサーバとして起動可能なppxpdの数について
- From: Masao Mori / 森 雅生<masa@xxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 8 May 2000 12:25:56 +0900
- Posted: Mon, 08 May 2000 11:57:56 +0900
森＠福岡と申します．
＃ PPxPのMLに投稿しましたが，反応がなかったので，使っているdist.が
＃ Plamoということもあり，投稿致します．
PPxPのppxpdで複数回線に対応したダイアルアップサーバを設定しようとして
おり，困っていることがあるのでどなたか情報をお持ちの方がおられましたら，
教えて下さい．詳細と環境・症状は以下のようになっていますが，質問の要点
は
「サーバとして起動できるppxpdの数もしくは追加できるインターフェースul?
の数は制限されているのか」
ということです．少し長くなりますが，同じようなサービスを考えている方に
も有益な情報と考えられますので御了承下さい．
[ダイアルアップサーバの環境]
------------------------------------------------------------------
本体： Gateway2000/G6-450 (PentiumIII 450, 128Mb) （１台）
カード： マルチシリアルカードRocketPort PCI 8Port
ネットワークカードPCnet PCI II(AM79C970)
モデム： IOデータ DFML560 （２台）
ＴＡ： NTT-ME MN128 miniV （２台）
沖データ PCLINK TA212 （２台）
OS： linux 2.0.36 （Plamo 1.4.4）
PPxP： PPxP ver0.99120923 ＋ userlink ver0.99a
電話回線： 内線（PBX）経由デジタル回線 × ４
内線（PBX）経由アナログ回線 × ２
------------------------------------------------------------------
[設定手順・症状]
(1) Comtrol社のマルチシリアルカードRocketPort PCI 8Portを本体に装着．
このカードの必要なデバイスドライバは
ftp://tsx-11.mit.edu/pub/linux/packages/comtrol
からダウンロードし（comtrol-1.70.tar.gz）ドライバモジュールを
インストール後insmodでロード．カードと本体の各シリアルポートにモデ
ム・ＴＡ，計６台を接続し，cuコマンドで各々モデム・ＴＡに接続できる
ことを確認．もともとあるシリアルポートもカードのポートもいずれもモ
デム・ＴＡとの通信（ATコマンドの実行）は可能．
(2) PPxP ver0.99120923 と userlink ver0.99a をインストール． userlink
は本体起動時に自動ロードするように設定．
(3) ppxpdは各シリアルポート毎にログがとれるように/etc/inittabから
s0:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyS0 serverttyS0
s1:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyS1 serverttyS1
s2:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyR0 serverttyR0
s3:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyR1 serverttyR1
s4:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyR2 serverttyR2
s5:12345:respawn:/usr/local/sbin/ppxpd -getty /dev/ttyR3 serverttyR3
のように直接initからppxpdを起動するように設定．(ttyR?はRocketPort
のシリアルデバイス名，servertty{S,R}?はスクリプト名)．
(4) 以上のようにしてinitにHUPシグナルを送り，ppxpdが計６個起動すること
を期待するが，４個までしか起動しない．(3)での s0 から s5 と ttyS?
と ttyR? の組合せを変えても症状は同じ．この時のエラーメッセージは
次のように報告される．
------------------------------------------------
SysIfOpen:No such device
…（同じメッセージが５，６つほど）…
SysIfOpen:No such device
"s4" respawing too fast: disabled for 5 minutes
"s5" respawing too fast: disabled for 5 minutes
------------------------------------------------
しかしながら，起動に成功したppxpdへのダイアルアップ接続は正常に行
なわれる．
(5) 控え目に，/etc/inittabに記述している起動するppxpdの数を４個以下に
するとエラーメッセージは報告されず，各ppxpdへのダイアルアップ接続は
正常に行なわれる．
(6) 試しに手動でコンソールから
ppxpd /dev/tty{S,R}? servertty{S,R}?
を実行してもSysIfOpen:No such deviceと同じエラーを報告され，当該
ppxpdは起動しない．
[質問]
（pppセッションのログは無関係と思い，割愛させていただきました．必要であ
れば再投稿致します．）
さて，長い説明になりましたが，質問です．
(A) 一つのホストで起動できるppxpdの数が制限されているか？ 一つのホ
ストで追加できるインターフェースul?の数が制限されているのか？
(B) もし，(A)の推測が正しければ，どのようにすればその制限を拡張
できるのか？
(C) もし，(A)の推測が間違っていれば，考えられる原因は何か？ その
場合，４個以上のppxpdを起動するには他にどのような手段が考えられ
るか．
[推測]
このメールを送る前にソースコードを眺めてみました．（ソースアーカイブを
展開したディレクトリを~とする）．すると，ppxpdのソース~/src/main.cで
SysIfOpenがエラーとなるのは314行めのif文
ifFd = SysIfOpen(ifName, &ifNum)) < 0
のテストが成立した場合のみであることがわかりました．関数SysIfOpen()を
定義を~/OS/Linux/netif.cに見つけて眺めてみると，関数UserlinkOpen()が呼
ばれており，このあたりでのエラーかと推測し，UserlinkOpen()で参照されて
いる各定数をおってみましたが，良くわかりませんでした．
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森 雅 生＠福岡市
E-mail:masa@i.kyushu-u.ac.jp
http://www.i.kyushu-u.ac.jp/~masa
fingerprint= 36C1 B095 BCBD A257 5D3E 7D78 B8BB C6F1 E2BF FB96
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