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[plamo:16034] Re: ALL-IN-Wonder



松本です。

_Subject: [plamo:16014] Re: ALL-IN-Wonder
_From: Chie Nakatani <jeanne@mbox.kyoto-inet.or.jp>

> というカーネルを作成して
> オンボードのネットワーク機能と別に1枚取り付けたネットワークカードの
> 両方とも使えるようになりました。

  中谷さんとりあえず解決したようで、おめでとうございます。

> オンボードのマシンをお使いの方も増えているかもしれません。
> ちょっとした tips ですね。

  ひょっとしたら、まだ同様な現象を経験する人がいるかも知れませんので、
簡単にまとめてみました。と言っても、自分でも完全に理解している訳では
無いのですが …

-----
Q.
    dmesg を見る限りドライバの組み込みも正常に出来ているし、設定も自信
  があるのに動作してくれない。plamo-2.x の時には動作していたので、
  Linux が対応していないデバイスだとも思われない。どうして ???

A. 
    一度 APIC 周りを疑いなさい。まれに(ひょっとしたら頻繁に)、Linux
  kernel が対応していないマザーボードの APIC なのに、対応していると
  誤認識する事がある。その場合一部の割り込み信号が、デバイスドライバ
  に伝わらない。

    このような問題の可能性が考えられる場合次のどれかを試しなさい。

  1. BIOS の設定メニューから, "APIC", "APIC mode" 等の項目を探し、
     disable にする。
  2. kernel option で、 "noapic" を指定する。
     lilo の人は 起動時に、Linux noapic 等と入力する。
     grub の人は、通常起動するメニュー項目を選び e を 2回押して、
     編集モードで noapic を追加。[enter] で確定 b で起動。以下編集後の例
         kernel (hd0,0)/vmlinuz root=/dev/hda1 ro noapic

    1. で解決した場合、そのまま使い続けると良い。

    2. で、解決した場合、次回起動時から自動的に APIC を無効にするよう
  次の設定を行いなさい。

    a. APIC を無効にしてkernel を 再構築しなさい。
       Processor type and features  ---> の下の下の方
          [ ] Symmetric multi-processing support
          [ ] Local APIC support on uniprocessors

    b. 起動時に "noapic" をカーネルに渡すように設定しなさい。
       lilo:
          /etc/lilo.conf に、
            append="noapic"
         を追加して、/sbin/lilo を実行。
       grub:
         /etc/grub.conf の kernel から始まる行に "noapic" を追加。
         例)
            kernel (hd0,0)/vmlinuz root=/dev/hda1 ro noapic
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-- 
松本 徳真
Norimasa Matsumoto
E-mail: matsu@netfort.gr.jp

References
[plamo:15999] ALL-IN-Wonder, Chie Nakatani
[plamo:16005] Re: ALL-IN-Wonder, Norimasa Matsumoto
[plamo:16014] Re: ALL-IN-Wonder, Chie Nakatani

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