[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[plamo:26338] Re: glibcの入れ替え(その2)



こじま@plamo-2.x な環境は手もとに残ってないのでイマイチ状況は分からな
いけど,,です.

From: Akira Matsui <matsui.akira@canon.co.jp>
Subject: [plamo:26334] glibc の入れ替え(その2)
Date: Thu, 8 Sep 2005 19:44:44 GMT

> そこで,これはGlibc をバージョンアップすれば良いのか?と思い,下記のファ
> イルを同様な手順でインストールしましたが,変わりませんでした.
> 
> libglib-1.2.10-i386-P1.tgz
> libglib2-2.2.3-i386-P2.tgz
> libglib2-2.6.5-i386-P2.tgz

libglib(2) は gtk とかが使っているユーティリティライブラリなので,今回
の問題とは関係ないでしょう.

From: Akira Matsui <matsui.akira@canon.co.jp>
Subject: [plamo:26336] glibc の入れ替え(その3)
Date: Thu, 8 Sep 2005 20:22:28 GMT

> glibc の入れ替え(その2)では,libc2.3.2 から2.3.3 へのバージョンアップ時
> の不具合で投稿いたしましたが,エラーが起こるため元の2.3.2 に戻しましたと
> ころ完全には元の状態に戻りませんでした.
> 
> # 表題として,glibc の入れ替え(その3)とさせて頂きました.
> 
> (元に戻す為に行った手順)
> 1) / にglibc-2.3.2-i386-P4.tgz,libc-2.3.2-i386-P4.tgz をコピーする.
> 2) CD-Plamo で起動.
> 3)
> # mkdir /new 
> # mount -t ext3 /dev/hda5 /new 
> # cd /new
> # tar zxf glibc-2.3.2-i386-P1.tgz                                           
> # sh install/doinst.sh
> (lib/ の下には正しくインストールされたことを確認)
> 4) 同様な手順でlibc-2.3.2-i386-P4.tgz をインストール.
> 
> (不具合)
> netscape4等のアプリケーション日本語が表示できない.emacs 20.7 では表示で
> きます.
> vmware4.0 を起動すると,「Gdk-WARNING **: locale not supported by C
> library」というメッセージが表示され起動できない.locale は問題無さそう?
> なので,よく分かりませんが,Glibc の問題のような気もするのですが???...

かなり強引な手法ですが,CD-Plamo で起動して,該当のパーティションをマ
ウントし( /new にマウントしたとする)

# cd /new
# mv lib lib.org
# mv usr/share/locale usr/share/locale.org
# tar xvzpf glibc-2.3.2-i386-P1.tgz
# sh install/doinst.sh && rm -rf install
# cp  -a lib.org/modules lib/
# cp -a lib.org/libpam* lib/
# cp -a lib.org/libshadow* lib/
# cp -a usr/share/locale.org/ja_JP.eucJP/LC_MESSAGES/* usr/share/locale/ja_JP.eucJP/LC_MESSAGES/

# chroot /new
# ldconfig
# exit
# cd /
# umount /new
# sync ; sync ; sync

(再起動)

くらいで何とかなりませんかね?

何をやっているのかと言うと,/lib と /usr/share/locale 以下がおかしくなっ
ているようなので,

・とりあえず別の場所(*.org)にファイルを保存しておいた上で 
・glibc-2.3.2-i386-P1.tgz を再インストールし,
・カーネルモジュールとログイン時に必須の pam と shadow passwd 回りのライブラリ,
  日本語メッセージカタログを戻す

という処置をしています.

# 当該バージョンの Plamo は手元に残っていないので未確認ですが PAM 用の
# /lib/libpam.so* は無かった気もする

ただ,これだけだと /lib 以下にインストールされているライブラリが完全に
は復旧できていないので,再起動して動作確認後,適宜必要そうなライブラリ
を /lib.org から /lib に戻す作業は必要になります.

# 個人的にはホームディレクトリや /etc を適当にバックアップして新しいバー
# ジョンを新規インストールした方が楽そうな気がしますが..(苦笑

> *libcinfo-2.3.2-noarch-P3.tgz* を入れ替えて無いことに気づきましたが,関
>  係ありますでしょうか?実際に入れ替えてみれば良いのですが,2.3.2 でも全
>  く動かなくなるのではないかと...

libcinfo-*** は libc の解説用ファイルなので不要でしょう.また,
libc-*** も,コンパイル時に必要なライブラリやヘッダーファイルなので動
作には必須ではないです.

------
こじま

Follow-Ups
[plamo:26339] Re: glibcの入れ替え(その2), Akira Matsui
References
[plamo:26334] glibc の入れ替え(その2), Akira Matsui
[plamo:26336] glibc の入れ替え(その3), Akira Matsui

[検索ページ] [メール一覧]
Plamo ML 公開システム