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[plamo:04626] Re: MS発、Linuxの神話



From: cyber205 <cyber205@d3.dion.ne.jp>
Subject: [plamo:04625] Re: MS発、Linuxの神話 
Date: Fri, 10 Dec 1999 01:42:55 +0900

> なるほど、インストールしてから…ですか。
> そのへんはなんだかさっくりいけたみたいで、うらやましいです。
> 
> 実を言うと、僕はそんなに楽をさせてもらえませんでした…。
> 
> いまどきの人は、メモリ4MBのマシンにいきなりブートディスク突っ込んで
> 起動途中でカーネルがパニックとか、そういったトラブルはないんでしょうね(笑)
> #DOSからLOADLIN.EXEをわないと2MB/4MBでの起動はできなかったらしい…。
> 
> カーネルが起動できても虎の子のSCSI-CDROMをぜんぜんLinuxが認識してくれず、
> 何日間もずっとSlackwareインストール用の2枚のフロッピーで遊んでたり、

こういう話なら混ぜて混ぜて。。。

佐賀井が、最初にPC-Unixに入ったのは、FreeBSD(98) 2.0R頃なんですが、こ
の頃はまともに使えるパッケージなんてほとんどなかったので、自力で環境構
築してました。

TeX, NEmacs, GS, Canna などと言った、大型アプリケーションを、参考書首っ
引きで横目でみながら、Makefileやら、コンパイルエラー修正しながら、ひと
つずつ作りました。右も左も全然わからないもんで、環境を一通り使えるよ
うまで、丸一月以上かかりました。会社のマシンに使える環境を作りたかった
のですが、その間、佐賀井が何か静かだったよねぇ、と後で言われてしまいま
した。。。
#日本語環境用にパッチなどが分散して存在しているし、しかもパッチを当て
#ると、Warningでまくったりして、焦ってました。。。特にTeX関係は、
#なんかWarning画面だけ見てると、もうとってもまともに出来てるとは
#思えないような状況だったりして。。。最近のはそんな事はないのでしょう
#ね。


> #今だから言えるが、「SB16-SCSI2」は起動時に追加パラメータを打ち込まないと
> #認識できない…「カーネルモジュール」なんて便利なものもこの当時はなかった。
> 
> その後大量にフロッピーを用意して力業で念願のSlackwareをインストールした後、
> CDROMを認識できないのはSCSIのドライバが組み込まれていないんだろうと
> あてずっぽうで見当をつけ、(当然ながらこれはとんでもない見当違い…)
> カーネル再構築しようとしたところ、どういうわけかスワップ領域が
> あと少しだけ足らず、(これはパーティション切り分けミス)ず〜っと悩んだあげく
> 何を思ったかフロッピーディスクをマシンに突っ込んでフォーマットし、
> addswapかけてFDをスワップ領域に追加、何とか1日がかりでコンパイルを通したり、
> 
> その後も結局CDROMは認識できないまま、とりあえずHDDを元に戻そうとして、
> 不用意にLinux領域を消してしまい、FDSIK /MBRを知らないままLILOが暴走…。
> DOSから何度FORMATしても元に戻せずに起動不能のまま半泣き状態になったり…。
> 
> なんかもう、思い出せる限りでも余計な苦労をいっぱいしてるというか…(笑)

なんつーか、最初のFreeBSD(98)のインストールで、かなりいろいろと苦労し
たので、Linuxは最初から、動く実績のある奴、しかもメジャーな機器だけ選
択した、超無難な自宅マシンを作って、そこでやりましたです。それ以来、ハー
ドウェアの動作リストだけはチェックするようになり、ハード回りではそれほ
ど苦労した事はないですねぇ。。。
#動くハズなのに動かなかったのは、VIA VT86C926のEther Cardくらいで。。

> > カーネル部分もほとんどの場合ソースコード付でインストール、コンパイルも
> > 組み立てキットみたいに説明通りやってればできちゃうわけで、凄いなと…。
> 
> >   > まぁ、それができるようになるためには先達たちの血のにじむ努力があったわ
> >   > けで、そういう想いを忘れないためにも、自分でプログラムをコンパイルして
> >   > 自分の環境は自分で作る楽しさっていうのを一人でも多くの人が知ってくれる
> >   > といいな、と考えています。
> 
> その…、途中までは面白かったんですけど…。
> (ちょうど良い具合にUNIXUSERはゲーム特集…、毎日コンパイルして遊んでました)
> ところが現在、Plamoの入ったHDDは中身をいじりすぎてパンク状態ですぅ。

じゃあ、も一度最初からやり直すと、、、(^_^)

> もういいかげん再インストールしたいんだけど、ISPの設定やら各種データやら、
> 保存の必要なものがあっちこっちにバラバラで点在してしまって、
> 収拾がつかなくなってしまいました…。
> #加えて、下手にDNSとDHCPのサーバを入れてしまうと、止めるのも難しい…。
> 
> やっぱり、システムにインストールされたファイルや、持ち込んだファイルを
> 追跡する仕組みって要りますね。(そういうツール、あるのかな…updatedb?)
> 
> > やっぱり「自分の環境は自分で作る楽しさ」どんなささいなことでも、はまっ
> > たあとで「やったぁ!」と言ってみたい、それだけなんだけれど。
> 
> 「それだけ」って…(汗)
> 
> そういや以前に、NetBSDを自分でコツコツとソースからコンパイルを繰り返しながら
> ぼちぼちシステムとして使えるレベルにまでインストールしていきたいなと
> 思っていたことがありました(^^;
> 結局、手を出すことはなかったけど。(BSDは一番手軽なFreeBSDどまり…軟派だ…)

Plamoでもαなら十分楽しめるかと、、
#あ、ごめんなさい。ごめんなさい。いぢめないでぇ〜。

> とりあえずgccがまともに動けば、ほとんどの環境構築はできるみたいだし、
> 本当を言うと武者修行のつもりで挑戦してみたらよかったかなとも思います。
> (XFree86みたいに、カーネルより大きなシロモノも…コンパイルできっかな?)

Kernelとか、XFree86のようなビッグプロジェクトは、それなりに環境整備さ
れているので、makeするのが今それほど大変だとは思わない。ソース一式持っ
て来て、make ????とかして、一晩寝て起きれば、きっと環境一式できてるん
だろうなぁ、と思いますです。
#マシンがどんどん速く、安くなっているので、所要時間や容量制約も
#どんどん緩くなっているみたいだし。。

やっぱり、

> > カーネル部分もほとんどの場合ソースコード付でインストール、コンパイルも
> > 組み立てキットみたいに説明通りやってればできちゃうわけで、凄いなと…。

と思います。。開発者の方々の努力には本当に感謝しておりますです。

内容がないメイルで済みません。
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Shigeo Sagai                sagai@criepi.denken.or.jp

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