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[plamo:06937] printersetup



こんにちは

かなり長いこと愛用してきたリコーの SP2000(エプソンの LP2000同等)がヒーター切れになりました。修理すると3万近くかかりそうだったので、といっても実際の部品費用は8000円ほどらしいのですが、なにぶん、人件費用が高いようです。それと、消耗品費用のことも考慮にいれて、モノクロレーザーが使いたいので、LP8300F を購入しました。

LP8300F なので、はねさんのページも参考にさせていただき、
epag epag300 epag600でいけることがわかりました。
これならいままでの LP2000 と同じ設定です。

で、ちょっと私のやったお馬鹿のご報告を(笑)
プリンタを変更したときの注意です。

windows98 からは別に問題ない。
dpnote からの印刷も問題がないのに、ps ファイルを印刷しようとした時だけ、
なぜか印刷が止まらなくなってしまうという状況になりました。dpnote から
は印刷がいけるのですから、プリンタの問題ではなく、私の設定の問題だとはっ
きりしていたのですが、ミスは printersetup の使い方でした。

プリンタは LP2000 で設定してありました。
プリンタを交換したので、深く考えずに再度 printersetup コマンドを実行した。
これはただ単に、プリンタを登録して、
スプールディレクトリを作ってくれるだけのものなのですが。

2度目に実行したとき、プリンタの選択ができなかった。
つまりすでにスプールディレクトリだけはできているので、
これ以上することはないというわけですね。

だけど、printersetup というコマンドは、printcap に次のような行を追加し
てくれると同時に、ps-if ファイルを更新します。


 ps|ps|PostScript:\
	:lp=/dev/lp0:\
	:sd=/usr/spool/ps:\
	:lf=/usr/spool/ps/log:\
	:af=/usr/spool/ps/acct:\
	:if=/usr/local/bin/ps-if:\
	:mx#0:\
	:sh:

ということでプリンタのセットアップをやり直した回数分だけ ps-if ファイ
ルに設定を追加しちゃうのですね。ですから、先頭にある設定は正しい。2度
目からの設定にはプリンタが選択されていない、その形になった設定行が3回
繰り返しになっていました。よけいなものがくっついていることになります。

#!/bin/sh
#
# PostScript ファイル用のフィルタ
#
WIDTH=$1
LENGTH=$2
INDENT=$3
NAMEFLAG=$4
LOGIN=$5
HOSTFLAG=$6
HOST=$7
ACCT=$8  
#
/usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=epag  -sOutputFile=- -

ここからまた繰り返しがはじまり、
追加された部分は、-sDEVICEがからっぽになってます。
/usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=   -sOutputFile=- -


追加された部分が当然ながらよけいなわけで。

というわけで、ps-if ファイルのなかからよけいな行を削除したら、ps ファ
イルを1枚だけちゃんと印刷してくれるようになりました。


TrueType の設定をしたら、/usr/local/lib/gsf
のほうを使うようにしようと思ってます。

depnote がちゃんといけてる理由は、
dp|dp/NOTE(local):\
	:lp=/dev/lp0:\
	:sd=/var/spool/lpd/dp:\
	:lf=/var/log/lpd-errs:\
	:br#9600:sh:sf:\
	:xs#040040:\
	:mx#0:
単純に別の設定を使っているからというだけのことですね。

ちなみに、 LP8300F は、epag/epag300/epag600 いずれでも一応動きます。た
だプリンタの性能のことを考えると、やっぱりぴったりあったデバイスを使う
に越したことはないですが。

printersetup をやり直したときはご注意くださいね。

中谷千絵

References
[plamo:06936] 各種設定, akira.basement

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