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[plamo:09086] Let's Note AL-N4T512J5 にPlamo 2.1インストールした記録



お久しぶりです。
少し前の話になりますが、松下 Let's Note mini AL-N4T512J5 に
Linux Japan誌に付属していた Plamo Linux 2.1 をインストールしました。

パソコンとLinuxの相性がよいようでよく動いています。
このパソコンは去年秋葉原の中古屋で5万円で買ってきたものです。
小さくて持ち運びに便利なのですが、2週間ほどたってバッテリーが
おかしくなってしまい、電源コンセントなしには使えないようになって
しまいました。

ハードディスクを 6GByte のものに取り替えてそのうち 1.5GByte を
Plamo Linux に割り当てました。少し少なかったと後悔しています。

■ ハードウェア カーネル編 ■

・Kernel 2.2.16
パッケージとしてついてきたものを利用しました。VFATjpパッチという
ハードディスクのVFATパーティーションの日本語ファイル名を読む
パッチを当てています。VFATはファイル名の文字コードがSJISなので
普通に "ls" コマンドを打っても文字化けします。
"ls | less" というようにすると読めるのですが。
SJISコードからEUCコードに変換するオプションはないのでしょうか。
CPUが PentiumMMX 120MHz なのでカーネル再構築には時間がかかります。

・ディスプレー
AL-N4T512J5 はグラフィックチップに "NeoMagic Magic Graph 128ZV"
を使っているようですが、XF86Setup のカード選択で "neomagic"
を選べばうまくいきました。
xengine を実行すると 537rpm とでました。これって速い方ですか?

・サウンド
カーネルの再構築時に OPL3-SA2 を選択しました。
BIOS の設定通りアドレスを打ち込んだらうまく音が出ました。
MIDI も再生できますけど、少し音がへんです。

・linload
LILO は "... ran out ..." と表示され動かなかったので
Windows95 から linload を使っています。

■ ソフトウェア編

・KDE
contrib に入っていたKDEを試してみました。
タスクバーでウィンドウを切り替える機能やワークスペース機能は
非常に便利なのですが、起動が遅いですね。
あと adduser コマンドで追加したユーザーのホームディレクトリに
できる .cshrc ファイルの path の設定が /usr/local/kde/bin
のままになっていました。

・WindowMaker
同じく contrib に入っていたWindowMakerを試しました。
グラフィックがきれいで AfterStep より気に入っているのですが。
フォントの設定がおかしいのかメニューなどが文字化けしています。
もっと使いやすいウィンドウマネージャを探したいです。

・kinput2
PlamoのインストールでWnnを選びました。
デフォルトの kinput2+wnn のキーバインディングは独特すぎて
使いにくいです。スペースキーを押しても変換してくれません。
(変換は Ctrl-J だそうです。)
/usr/X11R6/lib/X11/ccdef/ccdef.kinput2 ファイルを変更します。
80行目あたりのたまごの入力になれている人は…というコメントの
とおり、"include 'rule.func'" の先頭に # を付けてコメントアウト、
"# include 'rule.func.egg'" の先頭の # を削除すると
スペースキーで変換してEnterキーで確定できるようになりました。

■■■佐藤武(さとうたける)■■■■
慶應義塾大学SFC環境情報学部4年
安村ヒューマンインターフェース研究会
http://www.sfc.keio.ac.jp/~t97423ts/


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