[plamo:12926] Re: 【Q】XF86Se tupを構築する方法

[YAMAGUCHI Shingo]

山口@富山大学 です。

XFree86 3.x と 4.x がごっちゃになっているようなんですが...

<3C68A5E7.302D6F16@plamo02.home>において
吉川 一浩さんは言いました。

> > 関係するのは make menuconfig の Character device のこのあたりですね．
> 
> 　ありがとうございました。確かにこの部分、チェックされていませんでした。
> 　チェック後、カーネルを再構築して、再度 ＸＦｒｅｅ86 -configure を実施
> したところ、
> 構築時のエラーはなくなりました。
> 
> 　ところが、構築にエラーは無いのですが、startxを実行すると
> 
> > Config Error: /etc/XF86Config:1
> >
> > sSection "ServerLayout"
> >           ~~~~~~~~~~~~~~
> > not a recognized section name
> > giving up
> 
> 　で停止します。

sSection となっているのは単に写したときミスっただけですかね?

上記のエラーメッセージは XFree86 3.x のもののような気がするの
ですが...

とりあえず以下を確認してみてください。

  * /usr/X11R6/bin/X が /usr/X11R6/bin/XFree86 への
    シンボリックリンクである
  * startx, xinit などの日付が XFree86 4.2 をインストールした
    ときの日付になっている

で、XFree86 4.x なら /var/log/XFree86.0.log といったファイルに
ログが格納されていますので、確認してみてください。

> 　ネットで4.2のXF86Configについて検索したところ、いくつか見つかったサン
> プルにはすべてこのServerLayoutが入っていました。

私のところではこんな感じになっています。

# server layout section
Section "ServerLayout"
        Identifier      "XFree86 Configured"
        Screen 0        "Screen0"               0 0
        InputDevice     "Mouse0"                "CorePointer"
        InputDevice     "USBMouse"              "SendCoreEvents"
        InputDevice     "Keyboard0"             "CoreKeyboard"
        InputDevice     "Keyboard1"             "SendCoreEvents"
EndSection

ServerLayout 部は XF86Config 中で定義した、

  キーボード/マウス など(InputDevice)
  グラフィックチップ+モニタ(Screen)

などをどう使うかを定義している部分です。

> 　もしかして、Plamo2.2.1のCDに入っていた、xsvga.tgz や xvga16.tgz などの
> xサーバは。4.2でも使用できないのでしょうか？

Plamo で標準としてパッケージになっているものは XFree86 3.3.6 のはず
ですので、XFree86 4.2 で使う場合は、

  使う必要がない(入れない方がよい)

です。

で、ちょっと混乱されているようなんですが、XFree86 4.x では、
X サーバである /usr/X11R6/bin/XFree86 を呼び出せば
/etc/X11/XF86Config などを見て必要なドライバモジュールを呼び
出すようになっています(X サーバは 1 つだけです)。
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富山大学大学院理工学研究科
電子情報工学専攻 知能システム工学第 3 講座
山口 真悟 (YAMAGUCHI Shingo)  shingo@kip.iis.toyama-u.ac.jp