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[plamo:13436] Re: text utils でSegumentationfault



山口@富山大学 です。

<20020320114804P.kaw@teny.co.jp>において
kaw@on.rim.or.jpさんは言いました。

> 最近インストールしたPlamo-2.2、具体的には、ここ数日の間に以下のURL
> 
>     ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-2.2/plamo
> 
> よりgetしてインストールしたPlamo Linux上で、cat 等のテキストファイル処
> 理用のコマンド等を実行したとき、存在しないファイル名を指定すると 
> Segmentation fault します。
(中略)
> 今のところ気がついたのは、上の例の cat, wc, man コマンドですが、他にも
> あるかもしれません。

私も Plamo 2.2.1 ベースの複数のマシンで上記の症状が出ました。
私のところでは、上記に加えて find でも確認しています。
# Plamo 2.0 ベースのマシンでも同じように出ました

症状は、インストールした素の状態では出なくて、gcc-3.x
(手元では 3.0.3) で glibc-2.2.5 をコンパイル/インストール
した後現れました。

ちょっとうろ覚えなのですが、gdb でトレースしてみると、

  line XX: vfprintf.c: No such file or directory

というようなメッセージを出して SEGV っているようでした。
# エラーメッセージを出すところで駄目になっている感じ

ですので、

> これらのコマンドは、
> 
>     (kaw@187-pc 546) ldd /bin/cat
> 	    libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x40019000)
> 	    /lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x40000000)
> 
> 
> ということなので、問題があるとすれば libc かなと、思うのですが…。

libc の中で何か扱いが変わってしまっている可能性はあります。

なお、この症状は隣で後輩が触っていた Slackware で同じように
gcc/glibc のアップデートを行っても再現しませんでしたので、
Plamo 固有の問題であると思われます。

また、gcc/glibc をアップデートする前にコンパイルして入れ換えた
コマンドについてはアップデート後 SEGV る不具合は(該当コマンド
でも)発生しませんでした。
# コンパイル方法の問題でしょうか?

対策ですが、該当コマンドをソースからコンパイルし直せば
直ります。
# 手元ではこれを機に man から man-db 環境に移行しました
## いや、po/mo の方が好きってだけなんですが
+--------+--------+--------+--------+--------+--------+--------+
富山大学大学院理工学研究科
電子情報工学専攻 知能システム工学第 3 講座
山口 真悟 (YAMAGUCHI Shingo)  shingo@kip.iis.toyama-u.ac.jp

Follow-Ups
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References
[plamo:13431] text utils でSegumentation fault, kaw

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