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[plamo:13586] Re: USAGI on Plamo



有家です。
小野さま、田原さま
ありがとうございました。

date: Wed, Apr 03, 2002 at 05:05:02PM +0900
from: Takao Ono <takao@hirata.nuee.nagoya-u.ac.jp>
>
> 小野@名古屋大学 です.
> 
> <20020403.163844.846934744.z1980163@zenrin.co.jp>の記事において
> jado@flowernet.gr.jpさんは書きました。
> jado> > 問題が抽出できたのですが、
> jado> > 私は大変なFAQでハマッているようにも思います (^^);
> jado> 手元で追試してみました。
> 同じく手元で追試してみました.
> 
> 原因は make を実行するときに環境変数 GZIP が存在するからだと思い
> ます.
> 
> gzip は実行時に環境変数 GZIP の値を参照して, コマンドラインに与え
> られた引数の前に挿入します. つまり,
> gzip args
> というコマンドラインは実質的に
> gzip $GZIP args
> という引数で実行することになります.
> 
> さて, make を実行するときに環境変数 GZIP が設定されていると
> Makefile の中で設定される変数 GZIP も自動的に環境変数になります.
> 今回 Makefile の中で
> GZIP = ./gzip
> としていますから, Makefile の中で ./gzip ./text とやるとこの gzip
> には環境変数 GZIP の値として ./gzip が与えられます. その結果
> $(GZIP) $(TEXT)
> というコマンドは
> ./gzip ./gzip ./text
> としているのと同じことになります.
 
よく理解できました。
本当にありがとうございました。
ここで気がつかなければ、この先で大けがするところでした。

それにしてもこれは危険ですね。
Makefileの中で GZIP が使われていたら要注意ですね。
gzip が自分自身を引数にするときにエラーを出すというような仕様とか
make の方が考えるとか、何か危険の回避が必要のような気がします。

▼
結局 plamo 13566 の手順の023行を以下のようにしてうまく通りました。

023: perl -i.bak -pe "s/GZIP/GNUZIP/g" ./mipdiag/Makefile

これでやっと USAGI のインストールが振り出しになりました (^^);

-----------------------------
私の環境の $GZIP, gzip, make
-----------------------------
$ echo $GZIP
-v9N

でした。

以下私の使っている gzip と make です。
Plamo2.2 から特に新しくインストールしてません。

gzip 1.2.4 (18 Aug 93)
GNU Make version 3.79.1, by Richard Stallman and Roland McGrath.

$ ls -l $(which gzip make)
-rwxr-xr-x   1 root     root        57014  9月 16日 2000年 /bin/gzip
-rwxr-xr-x   1 root     root       142960  8月 12日 2000年 /usr/bin/make

$ md5sum $(which gzip make)
e1960b23aaa5430b34aee85bcecfcef8  /bin/gzip
f89a9c4318c1eeb236fd39cf733303b5  /usr/bin/make

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有家佳紀  Yoshinori Ariie

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[plamo:13584] Re: USAGI on Plamo, Takao Ono

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