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[plamo:15622] B-Flets の接続遅延



ソフトウエアリサーチの早間です。
B-flets で接続に時間が掛かる場合があります。Flets は不明点が多く
プロバイダに問い合わせると「NTT地域網云々」と言われ
NTTに問い合わせると返事が無い
結局は判らないと言うことが続きました。
Linix で kdebug を指定すると LCP など PPP のパケットの内容が記録さ
れます。その結果ですがB-Flets では次の手順で接続されます。
(1)PADS が送られNTTのサーバとの接続が始まる。
(2)LCP で ConfReq <mru 1454> <magic > を送る
(3)LCP で ConfReq <mru 1454> <auth chap MD5> <magic > を受け取る  
(4)LCP で ConfAck <mru 1454> <auth chap MD5> <magic > を送る
(5)LCP で ConfAck <mru 1454> <auth chap MD5> <magic > を送る
(6)CHAP Chalenge name="xxxxxx" を受け取る。
      (xxxxxx はNTT のサーバです)
(7)CHAP Response <ユーザ名@プロバイダ, パスワード> を送る
(8)CHAP Success を受け取る。
(9)IPCP でIP の交換をする。
    (こちらで指定していない場合は多分一方的何でしょう)
この中で(6)まではNTTサーバとの交信で(7)はプロバイダに中継さ
れるだけです。
プロバイダは(8)以降を受け持ちます。

接続遅延でプロバイダはNTTの事を理由にします。ADSL では問題がある
ようですが B-Fletsに関してはNTTサーバの応答は速く接続遅延などの原
因では無いようです。
pppd の手順通りでない切断など異常終了の場合でも上記(7)までは順
調に進みます。
異常終了の時はプロバイダの認証(8)が得られず、何度も(1)から
(7)を繰り返しています。

昨晩使用中に eth0 の MTU を変えてしまって突然停止しました
Oct 11 18:31:11 lred pppd[229]: Modem hangup
Oct 11 18:31:12 lred pppd[229]: Connection terminated.

直ぐに、再接続を開始したのですが約5分間
"Failed to authenticate ourselves to peer" とプロバイダの認証エラー
が続きました。
Oct 11 18:32:38 lred pppd[283]: pppd 2.4.2b1 started by root, uid 0

Oct 11 18:37:33 lred pppd[402]: Connect: ppp0 <--> eth0
Oct 11 18:37:36 lred pppd[402]: local  IP address X.X.X.X
Oct 11 18:37:36 lred pppd[402]: remote IP address Y.Y.Y.Y

切断が手順通り進まないとプロバイダが切断を認識できないと考えられま
す。複数IPでの接続の場合はルーティングの問題もあり重複接続を許可出
来ません。
前接続の完了を待たないと次の接続を許可出来ないのですが、この事が接
続遅延の原因になっていると思われます。

クライアントは無信号時間を調べて一定時間後に切断再接続が出来るので
すがサーバ(プロバイダ)が何故復旧出来るのかが謎です。

-- 早間  yossi@yedo.src.co.jp

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