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[plamo:15623] Re: B-Fletsの接続遅延



きくちです。

On Sat, 12 Oct 2002 10:58:43 +0900 (JST)
早間義博 <yossi@yedo.src.co.jp> wrote:

> B-flets で接続に時間が掛かる場合があります。Flets は不明点が多く
> プロバイダに問い合わせると「NTT地域網云々」と言われ
> NTTに問い合わせると返事が無い
> 結局は判らないと言うことが続きました。

この現象は PPP が異常終了したあとの再接続時のみ発生しているので
しょうか。それとも正常時も?

> Linix で kdebug を指定すると LCP など PPP のパケットの内容が記録さ
> れます。その結果ですがB-Flets では次の手順で接続されます。
> (1)PADS が送られNTTのサーバとの接続が始まる。

最初はクライアントからの PADI ですね。

> 切断が手順通り進まないとプロバイダが切断を認識できないと考えられま
> す。複数IPでの接続の場合はルーティングの問題もあり重複接続を許可出
> 来ません。
> 前接続の完了を待たないと次の接続を許可出来ないのですが、この事が接
> 続遅延の原因になっていると思われます。
> 
> クライアントは無信号時間を調べて一定時間後に切断再接続が出来るので
> すがサーバ(プロバイダ)が何故復旧出来るのかが謎です。

クライアント側の異常終了時に切断を認識できないのはプロバイダではなく
"NTTサーバ" (BASと呼びます)です。

BAS は LCP Echo を定期的に投げていて一定時間応答がないと PADT を
投げてセッション終了します。(NTT東と西でこの時間は異なります)

これにより ISP側 (正確にはIP網のISP接続点に置かれる LNS) も
切断を認識します。

同一アカウントでの多重接続を防ぐために ISP の認証サーバで
セッション管理している(はず)ですが、この情報は LNS から RADIUS
Accounting で受けています。

ちなみに、PPPoE 同時接続数(異常終了のセッションも含む)を越えて
セッションを張ろうとした場合は PADI に対して BAS から応答(PADO)が
ないはずです。

-- 
きくちのぶひろ   kikuchi@be.to

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[plamo:15622] B-Flets の接続遅延, 早間義博

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