[plamo:21758] "asm/errno.h: No such file or directory"について

[Yasufumi Haga]

こんばんわ、芳賀です。

Plamo Linux 3.3 を入れた後、バージョン 3.3 のアップデート
パッケージをインストールした状態で、imlib2-1.1.0.tar.gz
を make しようとしたところ、以下のエラーが発生しました。

gcc -DHAVE_CONFIG_H -I. -I. -I.. -I. -I.. -I../src -I../loaders -I../libltdl -I/usr/X11R6/include -I/usr/X11R6/include/freetype2 -I/usr/X11R6/include -I/usr/X11R6/include -I/usr/include -I/usr/include -g -O2 -c scale.c  -fPIC -DPIC -o .libs/scale.lo
In file included from /usr/include/bits/errno.h:25,
                 from /usr/include/errno.h:36,
                 from colormod.h:11,
                 from scale.c:2:
/usr/include/linux/errno.h:4: asm/errno.h: No such file or directory
make[2]: *** [scale.lo] エラー 1
make[2]: 出ます ディレクトリ `/home/fumi/src/imlib2-1.1.0/src'
make[1]: *** [all-recursive] エラー 1
make[1]: 出ます ディレクトリ `/home/fumi/src/imlib2-1.1.0'
make: *** [all-recursive-am] エラー 2

そこで、/usr/include/asm を覗いてみたところ、

$ ls /usr/include/asm 
/usr/include/asm@
$ ls -l /usr/include/asm 
lrwxrwxrwx  1 root  root 24  1月 18日 2004年 /usr/include/asm -> ../src/linux/include/asm

となっていました。

どうやらカーネルのソースの中にあるヘッダーファイルを指そうとしている
ようなのですが、このリンクでは指せないような気がするのです。
カーネルソースの中を見てみると、以下のようになっていました。

$ ls /usr/src/linux/include/asm-
asm-alpha    asm-generic  asm-m68k     asm-parisc   asm-s390     asm-sh64     asm-x86_64   
asm-arm      asm-i386     asm-mips     asm-ppc      asm-s390x    asm-sparc    
asm-cris     asm-ia64     asm-mips64   asm-ppc64    asm-sh       asm-sparc64

ですからこのリンクは、

    /usr/include/asm -> ../../src/linux/include/asm-i386

などというようになっていないとまずいのではないかという
気がするのですが、これは、カーネルをアップグレードして
インストールすれば /usr/include/asm 以下に実物のヘッダー
ファイルがちゃんとインストールされるものなのでしょうか？
（asm-i386 で良いかどうかということもありますが）

また、カーネルをこのままにしておく場合は、たとえば、

  # cd /usr/include
  # rm asm
  # ln -s /usr/src/linux/include/asm-i386 /usr/include/asm

などとして回避するのは、適切なやり方でしょうか？

どなたか、教えていただけますでしょうか。


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Yasufumi Haga   yasufumi.haga@nifty.com
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