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[plamo:27894] Plamo64 開発途上版公開のお知らせ
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From:KOJIMA Mitsuhiro
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Date:Tue, 23 Jan 2007 00:44:07 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:27894] Plamo64 開発途上版公開のお知らせ
- From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@xxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 23 Jan 2007 00:37:58 +0900 (JST)
こじま@久しぶりにフルスクラッチで環境を作ってみた,です.
# ちょうど大学の実験でも LFS をやらしているところだったりして(笑
去年の暮れにようやく Athlon64 なマシンを組んで x86_64 な環境が使えるよ
うになったので,Plamo を 64bits な環境に移植してみました.
まだまだ「テスト版」のレベルではなく「開発途上版」の位置づけですが,と
りあえずインストールして起動し,ソースコードをダウンロードして自前でコ
ンパイルできる程度には動いているようなので,
ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo64-0.1/ に公開してみました.
# 今の段階だと,Plamoというより LFS に近いと思ふ(笑
64bits環境をお持ちで,この手のゲテモノに興味のある人は試してみてくださ
いませ.手元には Athlon64 な環境しかないので,Intel の EM64 な環境で動
くかどうか試してもらえればありがたいです.
# 一応,2.6.19.2 カーネル + e2fsprogs with ext4 patch な環境なので,
# ext4 なファイルシステムも試せるはず.
以下,ChangeLog とは名ばかりの開発初期の日記です.このあたりを残してお
けば後から感慨にふけることもありそうなので(笑
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平成19年1月22日(月)
・とりあえずVMware-6.0βな64bits環境にはインストールでき,一般ユーザで
ログインしてソースコードをダウンロードし自前でパッケージをビルドでき
る程度には動くようになったので,plamo.linet.gr.jp で Plamo64-0.1 と
して公開
平成19年1月19日 - 21日
・起動と開発に必要なソフトウェアを中心にパッケージがたまっってきたので,
カーネルだけ入れ替えたPlamo-4.21のインストーラを使ってインストールの
テスト.インストーラは32bitsなuClibc + busyboxで動いているので,grub
やbash等,chrootする前に動かすファイルはstatic linkしておかなければ
いけないことを忘れてしばらくハマる.
平成19年1月17日(水)
・Linux-2.6.19.2 をPlamoのデフォルトなカーネル設定でビルド,パッケージ
化し,CLFSな環境にインストールして動作確認./dev/snd回りを手動でイジったら
MPlayerとかで動画も再生可能になった.
平成19年1月16日(火)
・Emacs-21.4aはx86_64ではコンパイルできないようなので放置していたけど,
パッケージ作りをやりだすと別ウィンドウやshellが動くEmacsが無いと不便
なのであれこれ調査.結局 CVS からダウンドーロした
Emacs-current(22.0.92) ならば x86_64 環境でもビルド可能だったので,と
りあえずこのバージョンをインストール.
平成19年1月13日(土)
・CLFSな環境上でVMware-6.0β の64bits環境が起動可能に.これでPlamo64の
インストールテスト等も始められる
平成19年1月9日(火)
・だいたい64bits用にコンパイルするコツが分ってきたから,CLFSな環境上に
Plamoのパッケージ管理ツールを持ってきて,Plamo用パッケージの作成開始.
・そろそろ学校も始まったので,ペースは落ち気味
平成19年1月8日(月)
・X11R7.1の起動を確認.twmは使いにくいから,とりあえずコンパイルが簡単
そうなqvwmをWMにした環境を構築.
平成19年1月5日(木)
・gitで集めたソースコードだとあちこちに不整合があってコンパイルが通らない
ので,7.0と7.1のソースコードをマージしたものを利用することに方針転換.
平成19年1月3日(水)
・CLFSな基本環境は構築できたのでgitで集めたX11R7.1のソースツリーを元にXの構築を開始.
平成19年1月2日(火)
・crosstoolによる作成はあきらめてPlamo-4.21をホスト環境に,CLFS(http://cross-lfs.org/view/svn/x86_64/)
の手順を見ながら x86-64 のmultilib 化の開始.
平成19年1月1日(月)
・crosstool(http://kegel.com/crosstool)を用いて64bitsなバイナリを作成可
能なGCCを作成.カーネルを64bits化して起動可能に.ただ,crosstoolが提
供している環境だけではmulti-lib化(64/32bits両対応)が困難なようで方針
転換.
平成18年12月28日(木)
・Plamo-4.21をインストールして32ビット環境では問題なく動くことを確認.
平成18年12月27日(水)
・秋葉原で Athlon64x2 4400+ CPU とマザーボード(ASUS A8V),1GのDDRメモリ
を購入(合計約47000円).帰宅後,ダウンしていたCelron 2GHzのマシンのマ
ザーボードを換装,周辺機器の動作確認.
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こじま
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