[plamo:32431] MBRなinstall (Plamo-7.0)

[Takehiko Ogata]

尾形です。

UEFIなBIOSのマザーボードでMBRを想定したinstallを
行って見ました。

CPU : i5-4670K
M/B : H97M-PLUS
HDD : TOSHIBA MD04ACA3 （GPTでパーティションを作成）
/dev/sda1   1GB （MBRパーティション形式かBIOS起動）
/dev/sda2   64GB SWAP
/dev/sda3   64GB /

BIOSのbootメニューからUEFIでないDVDデバイスでbootした
ところgrubのinstallに失敗したようで、/bootにはgrubも
efiディレクトリもありませんでした。

PlamoのsetupではEFIのinstallと認識しているようでした。

そこで再度同様にPlamo-7.0をUEFIでないDVDデバイスでboot
しgrubのinstallを以下のように行いました。

こじまさんから紹介のEFIのgrub install失敗時の対応に
ならって、

# mkfs.fat -F32 -s1 /dev/sda1
# mount /dev/sda3 /mnt
# mount --bind /dev /mnt/dev
# mount --bind /proc /mnt/proc
# mount --bind /sys /mnt/sys
# chroot /mnt
# mkdir /boot/grub      # (grubディレクトリが必要）
# grubconfig_mbr

これでgrubのinstallまで出来ましたのでrebootすると
grubメニューの起動に成功しました。

しかしgrubメニューには他のパーティションにinstallした
起動可能なvmlinuzが追加されていませんでした。
そこでこのgrubからの通常起動後に再度

# grubconfig_mbr

を行ったところgrubメニューに追加されました。

実際には、grub2だけの起動CDを利用しとりあえずの起動
テストなどを行っています。Plamoの場合極めて簡単に
bootが出来るようです。

grub > linux (hd0,gpt3)/boot/vmlinuz-4.14.44_plamo64 root=/dev/sda3 ro
grub > boot

他のOSで作成したgrub2のisoファイルを使用しています
が起動失敗時などには便利です。

Plamoでのgrub2のisoファイルの作成方法を紹介して
いただけるとうれしかな。(grub-2.02のmakeに失敗して
しまいました）

カーネルの再構築の実行時間は以下のようで、十数分という
のは思ったよりも速かったです。CPUによる違いはちょうど
クロック差程度の実行時間となっているようです。

................................................................................
Intel(R) Core(TM) i5-7600K CPU @ 3.80GHz
M/B : H270M-PLUS
HDD : TOSHIBA MD04ACA4
make -j4
2635.73user 266.87system 13:41.42elapsed 353%CPU (0avgtext+0avgdata 
311108maxresident)k
0inputs+2527280outputs (1major+200899631minor)pagefaults 0swaps
................................................................................
Intel(R) Core(TM) i5-4670K CPU @ 3.40GHz
M/B : H97M-PLUS
HDD : TOSHIBA MD04ACA3
make -j4
3099.35user 309.10system 15:22.13elapsed 369%CPU (0avgtext+0avgdata 
312600maxresident)k
816112inputs+2527288outputs (203major+200922145minor)pagefaults 0swaps
................................................................................