[plamo:32961] Re: cc error

[KOJIMA Mitsuhiro]

こじま＠おっとしまった、contrib 以下も get_pkginfo で見えるんだったか、、です。

From: 山本 伸一 <beniya@xxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [plamo:32960] cc error
Date: Sun, 07 Jul 2019 18:00:16 +0900

> 今日 Plamo-7.1 を新規にインストールして、まず get_pkginfo -d で更新分を
> 取得して updatepkg -f しました。
> 
> そして野良ビルドするものがあって make したら cc がないって言われて、とり
> あえず ln -s /usr/bin/gcc /usr/bin/cc の後、もう一度 make したら
> cc -std=c99 -pedantic -c -O3 -fPIC  -Wall -W -Wstrict-prototypes -Wwrite-strings -g -ggdb net.c
> /usr/lib/gcc/x86_64-pc-linux-gnu/9.1.0/cc1: error while loading shared libraries: libisl.so.21: cannot open shared object file: No such file or directory
> make: *** [Makefile:155: net.o] エラー 1
> と叱られました。

この gcc-9.1.0 は、手元でイタズラしている Multilib 用のgcc なので、
常用はお勧めできないものの、一応、isl-0.21 のパッケージは
contrib/multilib/isl-0.21-x86_64-B1.txzに用意しているので、
これを入れれば64ビット用のコンパイラとしては動くはず。

# 紛らわしいので、gcc-9.1.0_multilib-x86_64-M1.txz は
# gcc_multilib-9.1.0-x86_64-M1.txz に rename しておきます。

見つかっちゃったついでに紹介しておくと(苦笑)、Multilib というのは、
x86_64用の64ビットなバイナリと、x86用の32ビットなバイナリを共存させる仕組みで、
現状、/lib32 や /usr/lib32 に32ビットなライブラリをインストールする形で
実現しようと思っています。

contrib/multilib 以下にある

bison_32-3.0.4-i686-M1.txz	  isl_32-0.21-i686-M1.txz
flex_32-2.6.4-i686-M1.txz	  mpc-1.1.0-x86_64-B1.txz
gcc_multilib-9.1.0-x86_64-M1.txz  mpc_32-1.1.0-i686-M1.txz
glibc_32-2.28-i686-M1.txz	  mpfr-4.0.2-x86_64-B1.txz
gmp_32-6.1.2-i686-M1.txz	  mpfr_32-4.0.2-i686-M1.txz
isl-0.21-x86_64-B1.txz		  multiarch_wrapper-1.0-x86_64-M1.txz

のパッケージをインストールすると、gcc に -m32 オプションを与えると32ビット版、
-m64 オプションを与えると 64 ビット版のバイナリが作成できる
ようになります。

# PlamoBuild で使うなら export CC='gcc -m32' ; export CXX='g++ -m32' ;
# libdir='lib32' と追加すれば何とかなるはず

一応、手元では Wine をビルドできる程度には 32ビット版のライブラリも
揃えてみたのだけれど、最近では 32ビット環境が必要になるのは、
64ビット用のドライバを用意していないBrotherあたりのプリンタを使う時くらいだから、
あまりニーズは無いかなぁ、、と悩んでいるところ。

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こじま