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[plamo:06312] nobody ユーザーのホームディレクトリについて
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From:Toshihisa Tanaka
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Date:Tue, 13 Jun 2000 14:38:55 +0900
- Subject: [plamo:06312] nobody ユーザーのホームディレクトリについて
- From: tosihisa@xxxxxxxxxxxxx (Toshihisa Tanaka)
- Date: Tue, 13 Jun 2000 14:38:55 +0900
- Posted: Tue, 13 Jun 2000 14:38:50 +0900 (JST)
としです。
Plamo Linux 2.0 を使っていて、少し気になったので御連絡します。
subj: にもあるとおりなのですが、Plamo Linux 2.0 の /etc/passwd を見
ますと、
nobody:x:65534:100:nobody:/dev/null:
と、nobody ユーザーのホームディレクトリが、/dev/null となってまして、
ディレクトリではなく、ファイルになっております。
まぁ、これはこれで致命的ではありませんが、例えば crond と言ったデー
モンプロセスは、そのユーザー権限で処理を行なう場合、作業ディレクトリ
として、そのユーザーのホームディレクトリに chdir() する場合がありま
すので、上の場合ですと、/dev/null は、ディレクトリではなく、ファイル
なので、chdir() に失敗する場合があります。
まぁ、Plamo Linux の crond の場合、chdir(HOME) に失敗したら、
chdir("/tmp")を試みるので、特に問題とはなりませんが、「ずぼらな(厳格
な)」デーモンプロセスの場合、そのユーザーのホームディレクトリに
chdir() 出来なければ、エラーとみなす場合もあるかも知れませんので、ご
注意下さい。
で、対応としましては、例えば vipw コマンドで、
(例1) nobody:x:65534:100:nobody:/:
(例2) nobody:x:65534:100:nobody:/home:
と修正すると良いかと思います。Slackware 7.0 では、(例1)のディレクト
リを指定しているようです。
もしこれが、すでに知られていることで、FAQ 相当のことであればすみませ
んです。
ではこれにて。
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