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[plamo:07026] Re: lpq でWarning: no daemon present



  かさい と申します.

  中谷さん,下川原さん,樋口さん,ほかのみなさん,ありがとうございました.
解決したことになるのかどうかわかりませんが,とりあえず印字できました.

  /var/spool/lp/lock と/var/spool/ps/lock のモードを 644 と変更すること
で解決しました.



  プリンタ設定のスクリプト printersetup(localprinter) を実行した直後に作
成される spool ディレクトリ(lp,ps)は,次のようになっていました.

# ls -al /var/spool/lp
total 2
drwxr-xr-x   2 root     lp           1024  9月 11日  20:10 ./
drwxr-xr-x  16 root     root         1024  9月 11日  20:10 ../
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 acct
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 log

# ls -al /var/spool/ps
total 2
drwxr-xr-x   2 root     lp           1024  9月 11日  20:10 ./
drwxr-xr-x  16 root     root         1024  9月 11日  20:10 ../
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 acct
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 log


  /usr/local/share/ghostscript/5.10/kanji/article9.ps を印刷すべく,
# lpr -Pps article9.ps 
としたら,フォントに不満はあるものの(本題からずれてますが),日本国憲法第
9条が印字されました.
  が,やはり,2度目は印字できません.lpq -Pps で確認すると Warning: no
daemon present となって,下川原さんの仰るとおり spool はされるものの,印
字不可です.

  その時の spool ディレクトリはどうなっているか,というと次のようになっ
ていました.

# ls -al /var/spool/lp
total 5
drwxr-xr-x   2 root     lp           1024  9月 11日  20:22 ./
drwxr-xr-x  16 root     root         1024  9月 11日  20:10 ../
-rw-r----x   1 root     lp              4  9月 11日  20:18 .seq*
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 acct
---xr--rw-   1 root     root           18  9月 11日  20:18 lock*
-rw-r--r--   1 root     lp              0  9月 11日  20:10 log
-rw-rw-r--   1 root     root           25  9月 11日  20:18 status

  だれかが,lock と status を作成して上記のモードにしたようです.

> 下川原@岩手盛岡近郊といいます。
・・・
> いろいろと触っていたら、/var/spool/lp0 のなかに
>  .seq というファイルが残っているのに気が付きました。
> とりあえずこのファイルと lock を削除して、
>  lpc を起動し、restart all としたところ、印刷できるように
> なりました。

  フォローしていただいきましたこの情報を参考に次のようにしてみました.

  私の無知の強みで .seq は印字の Job 番号のはずなので削除することはため
らい,何に使っているか知らない lock を削除しました.
  再び article9.ps の印字を試みたところ,それは可能でした.
が,やっぱり上記モードでファイル lock が作成されてしまい,再び印字不可と
なってしまいました.

  そこで,根拠はありませんでしたが lock のモードを log と同じモード 644 
に変更して,めでたく ps ファイルの印字が可能となりました.

  lp の印字も同様の現象で,やはり /var/spool/lp/lock のモードを 644 とす
ることで,印字が可能となりました.



  これで ps も lp も印字できるようになりました.



  この /var/spool/lp/lock, /var/spool/ps/lock は誰(何)が作ったのでしょう.
それも,モード 146 で.
  そして,モードを 644 に変更して印字できるようになったのはどうしてなの
でしょうか.どなたか,ご存知ありませんか,ご教授頂けませんか.



  それから,中谷さんにはモジュールの取り扱い方について親切にアドバイスを
頂きました.ありがとうございました.
  今回の kernel は LinuxJapan2000_7 の「お勧め」「desktop canna」でイン
ストールされるものです.再コンパイルはしていません.
  この kernel の .config が /boot/config だとすると lp,parport 関係は次
のようになっているようです.

#
# Loadable module support
#
CONFIG_MODULES=y
# CONFIG_MODVERSIONS is not set
CONFIG_KMOD=y
・・・
#
# General setup
#
・・・
# CONFIG_BINFMT_JAVA is not set
CONFIG_PARPORT=m
CONFIG_PARPORT_PC=m
CONFIG_PARPORT_OTHER=y
CONFIG_APM=y
・・・
#
# Character devices
#
・・・
# CONFIG_SERIAL_EXTENDED is not set
# CONFIG_SERIAL_NONSTANDARD is not set
CONFIG_UNIX98_PTYS=y
CONFIG_UNIX98_PTY_COUNT=256
CONFIG_PRINTER=m
CONFIG_PRINTER_READBACK=y
CONFIG_MOUSE=y
・・・

  これによると parport と lp は module になっています.マシン起動時の
dmesg では parport や lp について表示されず,印字したあとに,dmesg や 
lsmod で確認するとドライバが読み込まれています.この事からもそうかなぁと
思います.
  良くわからないのは,/etc/modules.conf に lp,parport 関連の alias や 
options が無くでも module が読み込まれます.どうしてでしょう.
  kernel を再コンパイルしてみて,どうなるか試してみます.



---
かさい

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[plamo:07002] lpq でWarning: no daemon present, かさい

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