[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[plamo:11414] Re: VIA Chipset Interleave Setting



> # ちと脱線し過ぎかな?

他の人の書き込みとか見てると、結構「浦島太郎」状態だったんだなって、
思いますので、僕にとっては結構参考になってます(^^;
# Pentium4、身近になってきたんだなぁって思うことしきり。

[ VIAチップセットの隠されたメモリチューン法 ]
> cyber205> きちんとインタリーブ設定を行うことでかなり差を詰められる…。
>   あ〜、あれってインターリーブ対応していたんですか?

ええ、DIMM1本からOKなフィーチャが載ってます。パソコン用SDRAMは
チップ内部を4バンクに分けてメモリアレイを配置しているようなので、
これを利用したインタリーブの設定ができるんじゃないかな。

# 2Wayで12〜14%アップ、4Way設定で25%〜28%アップだとか。
# らふてぃさんのWebページに載ってます。
# <http://members.tripod.co.jp/maniax/intleave/test1.html>

最近のでは知らないんですが、少なくとも初期のVIAチップセット用BIOSでは
この「1本でもインタリーブ」ってのはデフォルトで有効にならないらしく、
WindowsNTの場合、起動時に割り込ませる特殊なプログラムを使って
(WPCREDIT/WPCRSET H.Oda!氏製作)この機能を有効にしていたようです。

で、この処理をLinux上でどのようにすればいいのか…まだ知らんのですわ。
多分コンフィグレーション空間をいじるのだと思うんだけど…。
# VIAのチップを使っている人は結構多いはずだから、
# 誰かLinux版を作ってないかな…。

(1)その程度の微々たるチューンなんぞ気にしない人が多い…とか、
(2)既にLinuxにはAGPの初期化あたりに、オマケでVIAチップセット対応の
    インタリーブメモリ初期化コードが入ってる…とか、
(3)最近のBIOSならデフォルトでONだ…とか、
そういう可能性のほうが高いような気もするんだけど…。

少なくとも僕の手元にはMSI694DとASUS P3V4X(両方ApolloPRO133A)があるので、
方法が分かればやってみたい気はします、板2枚分の幸せのために…(^^;

VIAのメモリ周りは共通の設計だという話も聞くので、そうだと仮定すれば、
Athlon系のKX133やKT133なんかでも同じテクニックが使える可能性がありますね。
# な〜んか手元に、SLOT-A ClassicAthlon/600MHz + Soltek-SL77KV/KX133 という
# 時代に取り残されたシステムが置いてあるのを思い出してしまったぞ…(笑)

[ SDRAM複数挿しのインタリーブ ]
>   ダブルサイドの DIMM か、同一容量×2 ですね。これ
> だと理論的には倍の帯域で、とっても美味しいのだけど。

これは後期486マシンや、最近のRDRAMを積んだハイエンド機が採用しているような、
独立メモリバスを2系統用意するのと違い、チップセットと各DIMMスロットの間が
共通バスでつながってる形式なので、「DIMM2本でそのまま倍の帯域が取れる」
というわけにはいかないんでしょうけどね…。
# 多分SDRAMアクセスの「レイテンシ軽減に役立つ」という程度のモンではないかと。

でも、Webに上がっている実験結果を見る限り、結構効果あるみたいです。
# <http://members.tripod.co.jp/maniax/intleave/test2.html>

DDRでないSDRAMなら、メモリバスバンドは(64Bit x クロック周波数)だから、
100MHz=>800MB/Sec、133MHz=>1.06GB/Secがマックス・ヘッドルームですが、
実際にはFSBを114MHzに設定して470MB/Secくらいのスピードをたたき出した
報告がありまして、これは結構いいセンいってると思います。
# <http://members.tripod.co.jp/maniax/intleave/best.html>
# ここには比較対象として、Xeonでのベンチマーク結果も載ってますね。

> cyber205> スピードはともかく、安定性に関しては断然440BX(BP6)です…。
> cyber205> 694Dにはよく泣かされていますから。
>   安定しないですか?

安定しないですね…。
今は、PentiumIIIなら安定動作するのかなと思って、望みをつないでいます。

うちの694DPro-@は、買ったときから挙動不審だなと思ってはいたのですが、
組むときに「酷使されまくったお下がりの300A」だとか、「怪しいPCI版
NE2000コンパチカード(RTL-8029AS)」とかの余り部品で組み立ててたので、
クロックアップができなくても、突然ハングアップしようとも、
「まぁ、相性の悪い部品でも混ざったかな」と思って、
最初はあまり気にしてなかったんです。

ところが、何を血迷ったかある時、「時代はレガシーフリーだよなぁ」と
思い立ってメインマシンを乗り換えようとしたんですね。
# BP6はISAx2が残ってますが、694DはフルPCIなので…。

安定動作してもらうべく、強力なAthlon対応電源を積んだケースと、
大型CPUファン(金色に輝く渦巻きファンことMajesty)を組み合わせ、
BP6からCeleron500A(622MHz@FSB83.3MHz動作確認済み)をひっぱがし、
LANカードも純正DECのTulip(ELECOMのLANEED LD-PCI)を選び、
サウンドもVIAサウスチップVTC686にバグがあったらマズイかなと考えて
ART838サウンドカード(C-Media8338)を入れたりと、手元にある考え付く限りの
部品と技術(?)を投入して、安定動作するようにセットアップしてみたのですが、
やっぱり組んでみると安定しない…。

どんなにBIOSで安定側に設定をいじっても、どっかで落ちるんですよ。
特にxosviewで見ていると、片側CPUが止まっておかしくなるケースが物凄く多い。

メイン環境が落ちまくってたんじゃ、安心してネットにつなげられないし、
メール管理をまかせられないのと、当時はVine-2.1を積んでいたのですが、
「aptのSRPMをコンパイル中に、確実にハングアップする」ことが判明したあたりで
いいかげんキレて利用を諦めました。
# Kernel再構築は何度やっても落ちないのに…。

その後、SH-Linuxをいじるようになって、dpkg-crossを使いたくなったので
DECチップのLANカードを残して「高級部品」を抜き、「余りパーツ」に戻して、
Debian(Potato)に入れ換え、クロスコンパイラとして活用し始めました。

SH-Linux側のシステム肥大に合わせ694DのATA100ポートに1GBの中古HDD
(Seagete ST31277A)を載せて、SHマイコンからアクセスできるよう
NFSサーバとして設定し、/usr以下をマウントして動かすようにして運用して
使っていたのですが…先日また落ちまして…。

こともあろうに、このとき手パッチしながら調整していた、作りかけの
オリジナルKernel、2.4.10-Pre4のソースを吹き飛ばされました…(泣)
# 結構手間ヒマかけて何とか作ったのに〜。

この時は、694DのオンボードサウンドをKernel2.4.1に添付のvia82cxxx_audio
ドライバを使って動かし、XMMSでMP3演奏していたのですが、音が途中でいきなり
変な位置でループしだし、止まらなくなったなと思ったら…フリーズしてました。

何度かこの現象を経験してみた感じでは、(つまり…、一度や二度じゃないのね)
音がループしておかしくなっても、また復帰する場合と、そのままフリーズ
する場合があることに気づきました。あと、フリーズしなくとも、NFSサーバが
応答しなくなる状況は頻繁に起きます。LANカードがしゃっくり起こしてるようで…。
# SHマイコン側をモニタすると、リトライして動作を続行できているようですが。

とりあえずIRQマップを/proc/interruptsでチェックしてみると、
オンボードのATA100なIDE(FasTrak100化改造はしていません)ポートと
オンボードのサウンド、VTC686内蔵のAC97Codecが同じIRQを使っていました。
これが原因かなとも思うんですが…。
# でも、2.2以降はPCIデバイスならIRQ共有できるはず…じゃなかった?

P.S
> # ステップ変更で FSB 133MHz 対応の 440BX が出てい
> # たら、どんなに幸せだったか...

FSB:AGPの1:1/2設定、欲しかったですね。チップ自体は後期ならFSB150MHzでも
動いてたんだし。820なんかにかまってる暇があったらDMA66とAGP1/2設定を追加した
強化版440BXセットを出せば良かったのに…。

 ┏━┳┳┳┓┏━┳━┓┏━┳━┳━┓(結果の出た今だから言えることだけど…)
 ┃┏┫┃┃┗┫  ┫┃┃┣┛┃┃┃━┫--------------------------------------
 ┃┗╋┓┃┃┃  ┫  ┓┃┏┫┃┣  ┃       cyber205@d3.dion.ne.jp
 ┗━┻━┻━┻━┻┻┛┗━┻━┻━┛--------------------------------------

Follow-Ups
[plamo:11418] Re: VIA Chipset Interleave Setting, Shigeo Sagai
References
[plamo:11387] Re: CPU and mother board., Hideya Hane
[plamo:11401] Re: CPU and mother board., CYBER205@d3.dion.ne.jp
[plamo:11404] Re: CPU and mother board., Hideya Hane

[検索ページ] [メール一覧]
Plamo ML 公開システム