[plamo:04515] Re: BootFD の作成

[KOJIMA Mitsuhiro]

From: "Tadashi Nakamura" <tn_mls@hotmail.com>
Subject: [plamo:04514] Re: [plamo:04511] Re: Re: [plamo:04505] Re: Boot FD の作成
Date: Sun, 28 Nov 1999 17:45:41 +0900
Message-ID: <19991128084504.18719.qmail@hotmail.com>

> > とっても簡単な緊急 bootdsk を作りたいなら一度make config をして、
> > bzImage をフロッピーディスクに書き出してやれば lilo とは無関係にブート
> > ディスクが作成できます。
> 
> 結局、make bzdisk をやりました。
> そして出来上った Boot FD （もちろん起動できます）に対して
> mount -t ext2 /dev/fd0 /mnt
> とやると、
> VFS:Can't find ext2 file system on dev 02:00
> mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/fd0,
>        or too many mounted file systems
> ということで、やっぱり mount は出来ません。

make (b)zdisk はファイルシステムを作らない(FD にデータをベタ書きする)
ので、そもそも mount はできないです。


> > LILO はフロッピーディスクにインストールしたら良いだけなので。
> 
> Plamo98 でも、lilo は動くんでしょうか。CDROM の中の
> plamo/a1/lilo.tgz を Install すればよいのでしょうか？

LILO は Linux/98 に対応していないのでダメです。ですから、FD から起動し
てカーネルパラメータを渡す場合、grub を使う必要があります。

> 利用可能な File System を全て試して
> みましたがだめでした。実は、手元に１枚、mount 可能な Boot FD が
> ありまして、どうやって作ったのか忘れてしまいましたが内容は
> vmlinuz
> stage1
> stage2
> grub.cfg
> mount lost+found/
> というものです。
> 参考： PC9821Cx2 + Plamo 1.4.4

grub の場合、この boot FD の内容をそのままコピーしてマスターとして使う
のが簡単です。具体的には、この起動できる FD を FD ドライブに入れて

# cat /dev/fd0 > bootdsk.img

として FD のデータを直接ファイルイメージとして書き出せば、

# mount bootdsk.img /mnt -o loop 

のような形で loopback fs でマウントできます(カーネルが loopback fs を
サポートしている必要はあります)。その上で loopback fs 上の vmlinuz や 
grub.cfg を適当に書き替えて、

# cat bootdsk.img > /dev/fd0 

とかやれば、更新した FD ができます。

ちなみに、Plmao/98 で用意している scsinet1.img とかはこの形式の 
bootable FD になっているので、これを使ってお好みの設定にすること
も可能です。

grub を FD や HD にインストールするには grub から起動することが必要で、
そのためには FD に grub をインストールしておくことが必要で、、というニ
ワトリと卵な関係になるんだけど、とりあえず最初の grub は xxxx.img から
使ってください :-)

# Linux/98 だと grubinst というコマンドで比較的簡単にインストールでき
# ると思いますが。

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こじま