[plamo:18972] Re: kernel compile time

[Shigeo Sagai]

From: "Takehiko Ogata" <t_ogata@tkb.att.ne.jp>
Subject: [plamo:18971] Re: kernel compile time
Date: Mon, 19 May 2003 11:52:28 +0900
Message-ID: <001301c31db1$af5d4c90$430000c0@cubx03w>

うーみゅぅ。。。

> > 4分30秒弱っすかぁ。。。怪しい品を組み合わせたにしてはまぁまぁでしょう
> > か。このマシンは、Tyan Tiger MP + Athlon MP 1200@1400MHz=1600+相当で駆
> > 動しているものです。熱いっす。
> 
> Athlon MPの方がXPより同クロックでは早いように思います。

うーん。こういうことはない、と思います。MPとXPとの違いは、MPの方が公式
にSMPに対応しているCPUである、と言うことで、おそらくコア以外のボンディ
ングの部分で設定を変更しているだけのように思います。
後、考えられるのは、SMP向けに選別した、良いコアを選んでいる、と言うこ
とでしょう。

単純に、MPを搭載するようなマシンでは、I/Oの部分に速いもの(たとえば、高
速ディスクとか)を搭載しているとか、そういう影響が出ていることなのでは
ないかと思っています。

> 4:24(264s）*2=528sec
> plamo.18822 AthlonXP 1800+(1540GHz) 530sec
> ですのでかなりいい加減な見方では1700+(1400GHz)のMPの
> 方が高速と思われます。もっともMPの方が高価のようですが。
> （AthlonMPの1CPUでの結果も見たいところです）

間違ってはいけないのは、カーネルのコンパイルタイムを見る、と言うことは、
CPUの処理速度はもちろん、ディスクのI/Oとか、メモリのI/Oとかそういうの
をひとからげにしてひっくるめて一つの数値として見ている、と言うことで
あって、単体のCPUの性能うんぬん、と言う話にはならないと思いますです。

そこがまさにベンチマークの難しいところだし、あんまし特定の数値だけを比
較しても意味がないのだと思います。


実際、当該Tiger MPマシンは、実は、ジャンク屋から2980円で買ってきた、
10000rpmのSCSIディスク(IBM DDYS 18.3G, SCA80pinを変換して、2940UWに接
続) がついてたりします。手元の他のLinuxマシンのSCSI ディスクと比較して
も、こいつは断トツで速かったりしてるって、背景もありますです。。。
なにせ、手元のマシン、あちこちのジャンク屋から集めてきた部品で構成して
いるので、このメイルを書いている、Plamo 3.0マシンは、IBMのDNES の18.3G、
SCSI, SCA 80pinで、同様に2940UWに変換して接続しているのですが、hdparm
の転送速度計測で、

DDYS  27MB/s
DNES  19MB/s

くらいの差はあります。最近のIDEディスクで転送速度が高速なものだと、
40MB/s程度以上は出るでしょうから、さらに(見ため)高速になる可能性がある
ような気がしますです。
#ジャンク屋で、最近2940UWが3000円以下で叩き売られているのを見て、つい
#不憫なので、買い集めてしまいますです。往時の価格を知っているものと
#しては。。。最近ではあんまし使い道がなくなりつつあるのですが、たまに
#ジャンクで、SCSIの安いディスクが出ると、PC-Unix用にちょうどよいので。。。
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