[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[plamo:21467] Re: Linux携帯電話
-
From:大崎 洋平
-
Date:Thu, 4 Dec 2003 09:24:54 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:21467] Re: Linux携帯電話
- From: 大崎 洋平<osaki@xxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 04 Dec 2003 09:24:52 +0900
大崎です。
> 昔々の 16bits な MS-DOS のころは,メモリの 1 byte, CPU の 1 クロック
> を節約するのが善であり,いろいろと凝ったテクニックでメモリや CPU の使
> 用効率を上げたコードが称賛され,教科書的なアルゴリズム(= メモリや CPU
> に制限が無いという前提で書かれたコード)を素直に実装したプログラムは
> 「お大尽プログラム」と見下されていたのだけど,32bits で Windows な世界
> になってみると,前者のような手のこんだプログラムは移植性が悪くて動かな
> くなったのに対し,「お大尽プログラム」はコンパイルしなおすだけで動いた
> り,さらに CPU やメモリの性能アップに準じて性能がよくなった(= 寿命が伸
> びた) いう歴史があるので,携帯機器でも似たような歴史が繰り返すのでは,
> という判断があったのではないかと.
>
> # 別に TRON がこの先に出てくる組み込み用 CPU の開発速度に追従できない
> # というつもりはないですが..
そういう意味では、昔WindowsがMS-DOSから発展していったことを考えると、
ITRONから発展させていくという方向もありではないかと。
Docomoはそういう選択をしなかったということになりますが、かえってコスト高
を招いて失敗。なんてシナリオを思い描いてしまうのですが。(^^)
> 一般論的に言うと,「特化したコードによって現在得られるコストよりも,汎
> 用性を持つコードによって将来に渡って得られるコストの方が大きい」という
> 法則にでもなるのかな?
> s/コスト/メリット/ ですね (_ _)
これは開発をやっていて思いますね。
でも、行き過ぎた汎用化はかえってコスト高をまねきます。バランス感覚が大事
なんでしょうね。
> # でも,この法則は Plamo の存在意義を否定しそうな気がするぞ,,(^^;
というわけで、Plamoの方向性は私は好きですよ。
バランス感覚にしてもコミュニティが支えている感じがして。(ってあまり貢献
していないぞ。>自分)
--
/** 大崎 洋平 (Yohei Osaki)
* @e-mail osaki@mx9.ttcn.ne.jp
*
* XML Based Application Architecture (XAA)
* http://www.logic-design.co.jp/XAA/
*/
- Follow-Ups
-
- [plamo:21469] Re: Linux 携帯電話, Shun-ichi TAHARA (田原 俊一)
- References
-
- [plamo:21454] Re: Linux 携帯電話, KOJIMA Mitsuhiro
- [plamo:21457] Re: Linux 携帯電話, KOJIMA Mitsuhiro
[検索ページ]
[メール一覧]
Plamo ML 公開システム