[plamo:23213] Re: plamo 4.0 pentium 166

[Akira Kitahara]

こんにちは、北原です。

>ご心配お掛けします。make clean は済ませてあります。
>現用の pentium の機械でも1時間位です。

そうでしたか。
失礼いたしました。

>> ちなみに私もLibretto f 1100v(MMX Pentium 266MHz)でPlamo4.0入れてますが、
>> どうやっても１時間ではkernelコンパイルは終わりません(^^;
>>
>
>それは、plamo の配布版の kernel をご使用になっているか、私が問題に
>している問題を回避していない kernel を使用されているのではないでしょ
>うか。kernel の設定によって速度はかなり違うというのを判っていただ
>かないと問題を理解して頂けません。
>
>今回の問題は
>plamo 配布版の kernel を使用した場合、Classic-Pentium の CPU では
>速度が出ない。
>と言うことです。

というわけで、早間さんのおっしゃっていた設定を含めた.configを作成して
コンパイルしてみました。
・Processor familyをMMX-Pentiumに変更(Libretto ffのため)
・High Memory Supportはoff
・Math emulationは不使用
・サウンド、マルチメディア、Irda、IEEE1394等は削除
・ネットワークデバイスも必要なもの以外はだいたい削除

テストした.configはこちらです
http://219.116.217.125/plamo/plamo4_lib_ff_kernel_config.txt
(IPアドレス変わったらごめんなさい)

とりあえずテストするためにこの設定でkernelをコンパイルしました。

Libretto ff 1100v(MMX Pentium 233MHz, メモリ96MB)上で
distccを使用してデスクトップマシン(Athlon 1700+)上のvmwareで動いている
Plamo Linux 4.0で分散コンパイルしました。

export DISTCC_HOSTS="vmplamo4" (localhostは含めていません)
make clean dep
time make -j2 bzImage modules CC=distcc
(中略)
real    41m52.429s
user    27m2.900s
sys     7m53.010s

これで作成したカーネルとモジュールをインストールして再起動します。

今度はdistccを使用せずにLibretto ffだけでコンパイルします。

make clean dep
time make bzImage modules
(中略)
real    193m37.279s
user    179m26.318s
sys     12m23.400s

というわけで、３時間ちょっとかかりました。
やはり、１時間では終わりそうにありません(^^;

順番が逆な気もしますが(^^;、最後にPlamo4.0インストール時の
デフォルトkernelで再起動して、コンパイルしてみました。

make clean dep
time make bzImage modules
(中略)
real    193m43.977s
user    180m25.100s
sys     12m18.820s

というわけで、Classic Pentiumではありませんが
私の環境(MMX Pentiumですが)では
kernelによる差はほとんどありませんでした。


ハードディスクはチップセットがDMAに対応していないので
hdparm -c1 -d0 /dev/hda
の状態で使用しています。

速度はこれ位です。
# hdparm -ft -c1 -d0 /dev/hda
/dev/hda:
 Timing buffered disk reads:  32 MB in 10.24 seconds = 3.12 MB/sec
やはりDMA使えないと遅いですね…。


それでは。

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