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[plamo:25727] grubによる起動FD



尾形です。

Plamoではgurbの起動画面で任意のパーティションからの起動
(選択メニュー表示の時 c によるコマンドモードから)が可能と
思います。(あるいはinstall時に作成されるgurb起動FDにより)
grubについては自分の場合すぐ忘れるためメモしておきたいと
思います。

grubからみるとhda,hdb,sdaなどがかならずしもhd0,hd1,hd2
に対応しないので時々混乱します。

grubのコマンドモードの始めに表示されますが、HDDのpartiton
指定で重宝しているのが補完機能です。(すでに利用されている
方が多いと思いますが)これはかなずしもうまくいくわけでは
なく操作不能になる場合もあります。
grub > root (hd
ここでtabキーにより認識されているHDDが hd0,hd1,hd2 のように
表示され
grub > root(hd1,
ここでtabキーにより認識されるhd1のpartitionが使用している
filesystemも表示されます。ここでhd1が違うことに気がつけば
再度root (hd2, などを行い設定します。

grub > root(hd1,4)
必要であればマウント内容(/etc/fstab)を確認
grub > cat /
ここでtabキーにより / のfileとdirectoryが表示されます。
grub > cat /etc/fstab
これでfstabが見れます。

あとはふつうに(実際のHDDの接続partitionに従い)
grub > kernel /vmlinuz root=/dev/hda5 ro
grub > boot
(RPM系などでは)
grub > kernel /boot/vmlinuz root=/dev/hda5 ro
grub > initrd /boot/initrd
grub > boot

vmlinuzやinitrdが複数ある場合には補完機能で表示出来ます。
grub > kernel /boot/vm (ここでtabキーにより表示)
grub > initrd /boot/init (ここでtabキーにより表示)

●grub起動FDの作成
ftp://alpha.gnu.org/gnu/grub/ から
grub-0.96.tar.gz など0.96以降をget(現在は0.97のようです)
(0)make
% tar xvfz grub-0.96.tar.gz
% cd grub-0.96
% ./configure
% make

(1)make後ふつうに
# fdformat /dev/fd0
# dd if=stage1/stage1 of=/dev/fd0 count=1
# dd if=stage2/stage2 of=/dev/fd0 seek=1
通常の手動grub起動FD

(2)でも良いのですが、FDをext2のfilesystemにして
# mke2fs /dev/fd0
# mount -t ext2 /dev/fd0 /mnt
# cp stage1/stage1 /mnt
# cp stage2/stage2 /mnt
さらにFD(/mnt)にmenu.lst(grub.conf)を作成し
これでFDにgrubをinstallするといろいろ利用が出来ます。
(小島さんの[plamo:18337]Re:grub-menu.1st(grub.conf)についてを参考に)
# grub/grub (makeしたgrubを起動)
grub > install (fd0)/stage1 d (fd0) (fd0)/stage2 0x8000 p (fd0)/menu.lst
こちらにするとfdによる自動grub起動が出来ます。

grub > help
grub > help intsll
でinstallの詳細な説明が表示されます。

では。


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