[plamo:27155] Xorg 6.9.0(Re: Re: fontconfig)

[KOJIMA Mitsuhiro]

こじま＠ちょうど GW だし，，です(笑

From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@linet.gr.jp>
Subject: [plamo:27152] Re: fontconfig
Date: Tue, 02 May 2006 16:32:43 +0900 (JST)

> 書いてみると，だいたい問題が分かってきたので，もう一度整理して考えてみ
> よう．．

何とかボールドが出せるようになったので，Xorg 6.9.0 のバイナリと合わせた
更新用パッケージを作って

ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-test/for-4.21/Xorg-6.9.0/

に置いてみましたので，新しい X サーバが必要な人や人柱になってみたい人は
テストをお願いします．

これらをインストールするには，インストール済の Xorg_XXX のパッケージを
削除する必要があります．一気にやるなら，上記サイトにあるファイルを手元
に持ってきてこんな感じかな．

# for i in /var/log/packages/Xorg* ; do
 > j=`basename $i`
 > /sbin/removepkg $j
 > /sbin/installpkg $j*.tgz
 > done

# for i in expat fontconfig freetype2 ; do
  > /sbin/installpkg $i*.tgz
  > done

# fc-cache -fv

いろいろイジってみた結論としては，

・fontconfig は 2.3.2 が良さげ

embold 機能が入ったのは 2.3.0 以降．ただし 2.3.2 以降だと UTF-8 なフォ
ント名を先に返すので OOo-2.0 等でフォント名が文字化けする

・Xorg-6.9.0 付属の libXft ではなく，独立した libXft-2.1.7 を使う必要あり

Xorg-6.9.0 付属の libXft もバージョン的には 2.1.7 だけど，embold に対応
していない内蔵のfontconfig(2.2.3)を前提にしているので，そのままでは
embold 機能が有効にならない模様．

# CVS から取っているのか，細かなバージョンは Xorg-6.9.0 付属の libXft
# の方が進んでいるところもあるのだけど

という感じですか．なお，Plamo-4.2 では，Xorg-6.8.2 に付属の
fontconfig, expat, freetype2 を使っていたのでこれらは Xorg パッケージ
(Xorg_bin 等) に含まれていましたが，今回はこれらのパッケージは独立させ
ているので別途インストールする必要があります．

# インストール先も /usr/X11R6 から /usr に変っています

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こじま