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[plamo:33563] Re: Update to python3.9(テスト依頼)
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From:KOJIMA Mitsuhiro
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Date:Sun, 24 Jan 2021 23:06:03 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:33563] Re: Update to python3.9(テスト依頼)
- From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@xxxxxxxxxxx>
- Date: Sun, 24 Jan 2021 23:06:00 +0900 (JST)
こじま@雨でイノシシ柵用の草刈りが中止になったから一日使えた,です.
# ちとこの時期は年度末進行の用事が重なって反応が悪いです.
From: ABE Shin-ichi <shin1.abe@xxxxxxxxx>
Subject: [plamo:33561] Update to python3.9 (テスト依頼)
Date: Fri, 22 Jan 2021 22:45:51 +0900
> Python3.9関連について、以下まで完了しました。
> 1. パッケージのリビジョン記号をすべて「B」に揃えてリビルド
> 2. できる限り PlamoBuildでパッケージ化
> 3. Python3.9 と直接関係ないパッケージも optional packages としてパッケージ化
> ( mpv-0.33.0 とか、smplayer-20.4.2 とか ‥)
> 4. c++ 関連のライブラリ、ファイルを含む llvm-11.0.0 も追加で作成
> ( fcitx_mozc-2.26.4220.102.1 をコンパイルするために必要になり作成したものです。)
お疲れさまです.ざっとダウンロードして,手元の仮想環境で試してみました.
>
> 自分の環境での動作は確認できたものの、他の方の環境でどうなのか不明なため
> テストしていただければ幸いです。
ざっと見,主要なアプリは動いている感じですが,Python-3.9.1 に
Slack64 用のパッチ(python.sysconfig.py.x86_64.diff 等)が当たっているのが気になりました.
このパッチは,Slack64 用に /usr/lib64/python3.9/ に Python 用のライブラリを配置するための
パッチで,Python 自身に自分のライブラリが /usr/lib64/python3.9/ にあると思わせるようです.
Plamo 環境ではビルドスクリプトで $libdir=/usr/lib/ にしているため,Python-3.9 パッケージは
/usr/lib/python3.9/ にインストールされるものの,Python 自身は自分のライブラリが
/usr/lib64/python3.9/ にあると思いこんでいるので,
$ python3 -c 'from distutils.sysconfig import get_python_lib; print(get_python_lib())'
すると,
/usr/lib64/python3.9/site-package/
となってしまい,Python 自体にライブラリの位置を尋ねるようなライブラリ(モジュール)は
/usr/lib64/python3.9/ 以下にインストールされてしまうようです.
このようなライブラリはビルドスクリプトで mv /usr/lib{64,}/python3.9/ されているので
/usr/lib/python3.9/ 以下で見つかるものの,一々移動するのは面倒だし,
モノによっては内部に /usr/lib64/python3.9/ が書き込まれていることもありそうだから,
Python-3.9 から直した方がよさそうです.
とりあえず,手元で Slack64 用のパッチを当てずにビルドし直した XPython-3.9 をパッケージ化して,
ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-test/for-7.x/Python-3.9/ 以下に上げてみました.
# ついでに動作テストを兼ねて PySolFC もビルドし直した(w
$ LANG=C ls -lh
total 25M
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 4.0M Jan 24 22:03 PySolFC-2.10.1-x86_64-B1.txz
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 20M Jan 24 22:02 XPython-3.9.1-x86_64-B1.txz
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 76K Jan 24 22:04 attrs-20.3.0-x86_64-B1.txz
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 49K Jan 24 22:04 configobj-5.0.6-x86_64-B1.txz
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 21K Jan 24 22:03 pysol_cards-0.10.1-x86_64-B1.txz
-rw-r--r-- 1 kojima plamo 19K Jan 24 22:03 random2-1.0.1-x86_64-B4.txz
それから,
> 2) /usr/lib/python3.7/site-packages/ 配下にまだいくつかファイル、フォルダが残っており
> 完全には消しされていないようです。
これはパッケージ名の違いが原因のようなので何とかなりそうです.
> 1) 作成したパッケージの中には SlackBuildから作成したものがまだ残っています。
> わたしのスキルでは PlamoBuild.xxx スクリプト化できなかったものです。
txz ファイルに PlamoBuild スクリプトがあるかをチェックしたところ,
PyQt5-5.15.1-x86_64-B4.txz
PyStemmer-1.3.0-x86_64-B4.txz
glew-2.2.0-x86_64-B2.txz
glu-9.0.1-x86_64-B4.txz
mesa-20.3.3-x86_64-B4.txz
pylast-3.1.0-x86_64-B6.txz
python3_setuptools-51.1.1-x86_64-B2.txz
python_sane-2.9.1-x86_64-B2.txz
sip-4.19.23-x86_64-B6.txz
snowballstemmer-1.2.1-x86_64-B4.txz
くらいに入ってないようなので,まずはこのあたりから見てみます.
ちょっと注文を付けましたが,これだけのパッケージを独力で作られたことには
素直に敬意を表します m(_ _)m
この先,パッケージ作りの細かな話も出てきそうなので,
一方的ですが阿部さんのアドレスを plamo-maintainer-ML にも登録させていただこうと
思うのでよろしくです.
# Plamo-ML は一般向けということでサイズ制限を掛けててパッチとかは流しにくいけど,
# maintainer-ML は無制限にしているので.
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こじま
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