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[plamo:02678] Re: お使いのエディタについて質問



 こんにちは、中村昭徳です。


 以下のメールへの返信です。
At 19 May 14:18 , Hajime Nakagami wrote:
>
>単に、興味から出た質問なのですが、お使いのエディタはなんでしょうか?
>また、スクリーンエディタを使った入力・表示は、音声としては、
>どのようになるのでしょうか?

 えっと、どうやって説明したらいいのか、普段使っている私もよく理解してい
ないってことですね。

 私は、音声化ソフトが組み込まれているDOSの端末からLinuxに入っています。
 音声化ソフトは、基本的には80桁25行の画面を上から下へ読んでいきます。
 catやlessなどのような単純なものなら比較的問題は少ないのですが、複雑な
表示をするソフトの場合、不要な部分を読み続けたり、逆に必要な情報が音声で
確認できなかったりします。
 私がDOS上で使っているエディタも、単に画面を読んでいるというよりも、必
要に応じて、情報を音声化ソフトに直接受け渡しているという方が正しいかもし
れません。
 このおかげで、私たちは、必要な情報をストレスなく得ることができるわけで
す。
 私たちにとって、エディタというのは、単に文字を編集するということだけで
なく、文章の読み上げという機能がとても大切になります。私が使っているエディ
タには、行頭からカーソルまで、カーソルから行末まで、カーソル位置の文字の
読み上げなど、いろいろな機能が各種キーに割り当てられています。
 特に、カーソル行から下方向への連続読み上げの機能は、とても快適で、わざ
わざカーソルを下げなくても、連続で文章を読んでいくことができます。

 ただし、この機能は、あくまでDOS上で動く音声対応のエディタで実現されて
いる機能で、UNIX上のエディタを端末から音声で使いこなすというのはやはり限
界があります。結局、Linuxを直接音声化して、muleなどのソースに手を加える
のがベストだと思います。

 viは、余分な音声が出ないので、比較的ストレスを感じないで使えるエディタ
です。コマンドモードと入力モードがあるのには最初混乱しましたが、慣れてし
まえば、逆にミスタッチが防げて、私は結構気に入っています。とはいっても、
とてもではありませんが、長い文章を編集する気にはとてもなれません。

 この秋に、LinuxをOSとして採用した、視覚障害者向けのシステムが発売され
る予定です。エディタやワープロ、インターネット、点字編集、OCRなどのアプ
リケーションが使えるそうで、どんなシステムになるのか興味があります。

 とりあえずこんなところです。やっぱりうまく説明できませんでした(苦笑)。




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            wsb12330@biglobe.ne.jp

    中村 昭徳  (Akinori Nakamura)

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References
[plamo:02672] お使いのエディタについて質問, Hajime Nakagami

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