[plamo:15269] Re: Plamo vs. Plamo98 etc.

[Shun-ichi TAHARA (田原 俊一)]

From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@linet.gr.jp>
Message-Id: <20020906.212237.74724114.kojima@linet.gr.jp>

> > 3. 以前からそうだったようですが、/usr/bin/ginstall と /usr/bin/install
> >    (ginstall へのシンボリックリンク) の他に、/bin/install なるものが存
> >    在するようです(どちらも basebin)。
> > 
> >    ./configue スクリプトが /bin/install を見つけた場合(rootのデフォル
> >    トの PATH ではそうなる)、make install-strip がエラーで止まってしま
> >    う場合があります。
> 
> うーむ、、/usr/bin/ginstall が残っていたのは見落しなんですが、
> 
> kojima@athlon[~]% /usr/bin/ginstall --version
> install (GNU fileutils) 3.16
> 
> kojima@athlon[~]% /bin/install --version
> install (fileutils) 4.1
> David MacKenzie によって書かれた
> ...
> 
> と、/bin/install の方がバージョンは上なんですが、それで make
> install-strip が動作しないのはちとマズイですね。

スクリプトとかに対して、install -cs すると、strip が 'File format not
recognized' と文句を言うのですが、この時に fileutils 4.1 の install だ
と exit(1) しちゃうみたいです。

autoconf な Makefile だと、make install-strip で頻繁に発生する現象なの
で困りものですね。

4.0 以前の install だと大丈夫なので、Plamo-2.2.x まででは大丈夫のよう
です。

fileutils-4.0 に落としてしまうか、ローカルパッチを当てるかってところで
しょうか。

> fileutils-4.1 に含まれるコマンドは以下のようなものなので、
> 
> kojima@athlon[~/Fileutiles/fileutils-4.1]% ls work/bin/
> chgrp  chown  dd  dir        du       ln  mkdir   mknod  rm     shred  touch
> chmod  cp     df  dircolors  install  ls  mkfifo  mv     rmdir  sync   vdir
> 
> これらは /usr/bin よりは /bin の方がふさわしいかなぁ、、と /bin にインス
> トールするようにしてみたのですが、いかがなものでせう？

中には、/usr/bin/xxx で決め打ちしてるやつとかもありそうなので、リンク
を張っといた方がいいかもしれません。

> >    少なくとも、PATHの設定は、/bin より /usr/bin を前にした方がいいよう
> >    な気がします。
> 
> うーん、同じコマンドが /bin と /usr/bin にあるというのはパッケージミス
> なんですが、個人的なディレクトリの優先順位は
> 
> /sbin > /bin > /usr/sbin > /usr/bin > /usr/local/sbin > /usr/local/bin >>>> .
> 
> という感じなので、/bin が /usr/bin より先になるのは妥当な印象なんですが。

あら、私と逆だ :-)。

/usr/local/[s]bin には、自分でコンパイルしたものを突っ込みますが、時々
既存のものを置き換えたりしますので、/usr/local は先頭ですね。

# /usr/bin と /bin はどっちでもいいと思います。気分の問題?

> # FHS あたりを調べたわけではないので、このヘンも定義されてたりするかも
> # 知れない。

こっちは、誰か知ってる人(がいたら)のフォローを待ちましょう。
--
田原