[plamo:21026] Re: CDplamo-0.4

[Takehiko ogata]

尾形です。

システム部を全てtmpfs上にした場合のテストを行ってみました。
とりあえずのテストなのでcdplamo-0.4b.isoをそのまま利用し
/etc/rc.d/rc.Sのみを修正する方法としました。

主memoryが豊富な場合しか利用できませんが、tmpfsのサイズを
設定することで主memory 512MB 程度から可能と思います。
packageを選択することでsystemサイズを小さくする(plamoのs
選択によるinstallのように)ことで384MB程度でも可能かと。

全てtmpfsとした場合の利点はcdromを開放でき、操作の時の
ロック感がなくなるなどがあると思います。

plamoですのでcdplamoの構成を自分用に編集するのもplamo的で
よいのでは。(新しいmkzftreeとmkisofsが必要となると思います)

テストは以下のように行ってみました。

isoイメージをワークディレクトリにコピー
# cp cdplamo-0.4b.iso /workdir/cdplamo-0.4bt/
# mount -rt iso9660 -o loop cdplamo-0.4b.iso /cdrom
ちょとどのファイルを必要とするかわかりませんので次の
ディレクトリをコピーしました。
# cd /cdrom
# cp -a bin home isolinux lib sbin var /workdir/cdplamo-0.4bt
# cd /workdir/cdplamo-0.4bt/isolinux
# mount -t ext2 -o loop initrd2b /mntx
このままinitrd2b内のファイルは直接編集可能となるようで
以前のinitrdの編集の時使用したラムディスクは必要ないようです。
# vi /mntx/etc/rc.d/rc.S
26 /sbin/mount -avt nonfs
27
28 # ------------------------------------------------------
29 cp -a /cdrom/cdplamo-0.4b.iso /tmpfs/
30 umount /cdrom
31 mount -rt iso9660 -o loop /tmpfs/cdplamo-0.4b.iso /cdrom
32 # ------------------------------------------------------
33
34 # make tmpfs as /home
35 mkdir /tmpfs/home
36 cp -a /cdrom/home/demo /tmpfs/home
# umount /mntx
編集したinitrd2はタイムスタンプが更新されないのでtouchを行い
initrd2.gzを作成します。(mkinitrdが利用できます)
# ./mkinitrd
(このほかisolinux.cfgやsample.msgなどを編集して利用しやすく)
isoイメージの作成にはmkplamo.shを利用してmkcdplamo.shを
# cd /workdir
# ./mkcdplamo.sh (以下のようにしました)
#!/bin/sh
mkisofs -v -J -R -b isolinux/isolinux.bin -c isolinux/boot.cat \
-no-emul-boot -boot-load-size 4 -boot-info-table \
-V cdplamo-0.4bt -o cdplamo-0.4bt.iso cdplamo-0.4bt

起動ではcdplmao-0.4b.isoを/tmpfsにコピーするのに2,3分程かかり
あまり実用的ではありませんが、テストとしては問題ありませんでした。

bash-2.05b# df
Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/ram0 7163 4813 2350 68% /
/dev/hdd 377596 377596 0 100% /cdrom
/tmpfs 452140 379888 72252 85% /tmpfs
/tmpfs/cdplamo-0.4b.iso
377596 377596 0 100% /cdrom
上記のやりかたではcdromのumountに失敗しているようで、目標の
cdromの開放には失敗していますが、利用上はすべてtmpfs上なので
ストレスなく動作しています。

では。