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[plamo:29318] Re: 普遍的でないかもしれないインストールの方法



こじま@このヘンは技術を語ればいいのか思想を語ればいいのかよく分からな
いけど,とりあえず技術論.

From: 加藤徳三郎 <sabbycon@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [plamo:29315] 普遍的でないかもしれないインストールの方法
Date: Sun, 31 Aug 2008 17:30:34 +0900

> GnuMake-3.81のtarballからtgzを作りましたが、
> 現在の-3.80をremovepkgしてinstallpkg -3.81.tgzできるでしょうか?
> 逆に-3.81を入れてから-3.80(/var/log/packagesの名前は単にgmake
> となっていますが)をremovepkgして-3.81がこわれませんか?

どういう設定で tgz ファイルを作られたのかは存じませんので動くかどうかは
分りませんが,元の環境を壊す可能性を避けるなら,別のディレクトリ(通常は
/usr/local/bin)にインストールして,パスをそっちに振る,というのが常套手
段です.

GNU make に限らず,autoconf を採用しているソフトウェア(ソースコードに
configure スクリプトが付属してるソフト)は,configure 時に
--prefix=/usr を指定しなければ /usr/local 以下にインストールするように
設定されるので,その設定のまま /usr/local 以下にインストールして,シェ
ルの PATH 変数で /usr/bin よりも /usr/local/bin を先に見るように指定す
れば,/usr/bin/make があっても /usr/local/bin/make が使われるようになる
から,元の環境はイジらずに新しいコマンドを試すことができます.

# bash ならば export PATH=/usr/local/bin:$PATH, tcsh なら 
# set path=(/usr/local/bin $path) かな
#
# 動作がおかしければ rm /usr/local/bin/make すれば /usr/bin/make が
# 使われるようになります.


Plamo な世界に話を限定すれば,installpkg は /var/log/packages ディレク
トリにあるファイル名を見て,インストール済かどうかをチェックしているだ
けなので,

# mv /var/log/pacakges/make /var/log/packages/make_org

とでもすれば,別に removepkg make しなくても

# installpkg make-3.81-i386-P1.tgz

できるはず.

# まぁ,/usr/bin/make を上書きするようにパッケージを作っていれば,
# installpkg で書き替えられてしまいますが,,

-------
こじま


References
[plamo:29315] 普遍的でないかもしれないインストールの方法, 加藤徳三郎

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