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[plamo:06886] Re: ghostscript to TrueType
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From:Chie Nakatani
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Date:Wed, 23 Aug 2000 18:40:50 +0900
- Subject: [plamo:06886] Re: ghostscript to TrueType
- From: Chie Nakatani <jeanne@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 23 Aug 2000 18:40:50 +0900
- Posted: Wed, 23 Aug 2000 18:40:27 +0900
幡部 さん、こんにちは
先に一部だけ気が付いたこととフォントの名称の件です。
> fonts.dir と fonts.alias はttffilesが書き出したものを使って
> その他のファイルは動いているplamo1.4.4の物を転用したのが
> 間違いだったかも??
そうですね。
ttffiles が作ったものを使うほうが問題はすくないかも。
私はfonts.dirはmkttfdir が作成したものを使ったりしてることがあるのですが、
その場合も一度ttffilesを実行したあとで、 fonts.dirだけを別に作るという
ようにしてます。
ただVFlib でTrueType を使うことと、X 上でnetscape や GIMP でtruetypeを
使うというのは、全然別な話だと思っておいたほうが整理しやすいです。
> /etc/vfontcap で自分で書き出したファイル名称とttffilesが書き出した
> ファイル名称を以下のように"|"で繋げたのでは駄目なのでしょうか?
>
> r-ricoh-ttw-HGGyosho|HGGyoshotai|Ricoh TrueTypeWorld Heisei Gyosho:\
> 勝手な名称 |ttffiles |勝手に付けた
>
> > > 最終的にpsファイルが文字化けでお手上げです。
> > > そんなわけでどなたかアドバイスお願いします。
> >
> > フォントの名称が一致してないだけ?
> >
> フォントの名称って/etc/vfontcapで fc=hoge で指定したものでも
> いいはずですよね??
フォントの名称の件、極端な話でいうなら何でもかまわないんですよね。
r-ricoh-ttw-heisei-mincho-w3は、
ricoh-heisei-mincho-w3:\
:fc=r-ricoh-ttw-heisei-mincho-w3:
fc で定義して、
ASCII jTeX で使うときは、
min という名前で使えるようにして、
同じ明朝でもリコーのフォントを使いたいときは、
rchmnmaa で使えるように
#Ricoh Heisei-Minco W3 Font
rchmnmaa:\
:fc=ricoh-heisei-mincho-w3:
rchmnmaa などというのは、rc リコー h 平成 などの頭文字を組み合わせただけ
なのですが。ですから他のフォントにしても好きな名前を作っても
必要なファイルのなかでその名前が一致していたら問題はないのです。
伝統的にmin は明朝、goth はゴチックに使われてるけれど。
たとえばこんな風に。
min min # for ASCII
nmin min # for ASCII
goth goth # for ASCII
ngoth goth # for ASCII
dm min # for NTT
dg goth # for NTT
でもこれだと、リコーもDynaフォントの明朝も区別してくれませんから、
どうしてもリコーが使いたいならvfontcap のほうでminはリコーの
フォントを使うよと指定するわけです。
こういうことをvfotcap のなかで定義しているんです。
ですから、フォントの名称は一致していたら実は問題はないんですよ。
けれど、それがあまりに自己流で勝手にやってしまうと、やっぱり困ることも
おきてくるわけで。
従来TeX では明朝とゴチックしか使えなくて(詳しいことは知らないけれど)
明朝、ゴチックを基本にボールド体にするとかいう程度だったでしょ。
だから、それほど多彩なフォントを一定の法則にしたがって指定していたわけじゃ
ないみたいです。
実際いろんな例をみるとフォントの名称を見てるだけで、混乱してしまいます。
それでttffiles をインストールすると、getttinfo というファイルが同時に
インストールされるようになってます。
/bin/getttinfo
フォントのあるディレクトリで、こんな風にしてみてください。
# getttinfo hgrhg3sj.ttc
かなり詳細なフォントの情報が得られます。
ttffiles はこの情報に基づいてフォントの名称を使っています。
ですから、手動で設定するなら。このフォント情報を参考にしてつけておくと
あとあとも便利かと思います。
> gvで表示したのでエラーが出なかった(気が付かなかった?)のですが
> gsで表示すると以下のようなエラーをはきました。
gs のエラーメッセージはとても参考になります。
> Can't find (or can't open) font file rf-hon-DFKaiSho.
> Substituting font Courier for rf-hon-DFKaiSho.
> Can't find (or can't open) font file r-ricoh-ttw-ARKantei.
> Substituting font Courier for r-ricoh-ttw-ARKantei.
> Can't find (or can't open) font file rf-hon-DFGyoSho.
> Substituting font Courier for rf-hon-DFGyoSho.
> Can't find (or can't open) font file r-ricoh-ttw-ARSiroPop.
> Substituting font Courier for r-ricoh-ttw-ARSiroPop.
> Can't find (or can't open) font file r-ricoh-ttw-HGGyosho.
> Substituting font Courier for r-ricoh-ttw-HGGyosho.
> >>showpage, press <return> to continue<<
つまり、rf-hon-DFKaiSho こういうフォントがまだちゃんと使えませんと
いっているだけなので、それぞれのファイルのなかを一致させていったら
ちゃんといけます。
手動でするのはちょっと時間がかかるってことが難点なだけで。
でもとっても勉強になります。
少しだけヒントになれば。
中谷千絵
- References
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- [plamo:06884] Re: ghostscript to TrueType, jg4nmj
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