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[plamo:10701] Re: Abit PB6 についてお教えください。



> > From: Jun Kuwamura <juk@rccm.co.jp>
> > くわむらです。
> >   いまさらながら、Abit PB6 で Dualon なるものをやりたいと思うのです
> > が、DualにできるCerlonのあたりはずれとかあるのでしょうか?

> 1999年12月頃までの433MHz位までではないでしょうか?
> それ以降では、なんかうまく動かないという話を聞いたことがあります。

ども、CYBERです。

Celeron500MHzツインの組合せにした奴が定格で動いてますよ、うちのBP6。
メモリはCL2なPC-100SDRAMで128MB x3(安いメモリをフル実装)という構成です。
OSはVine-2.1ベースでKernel2.4系にアップグレードした奴を使っています。
メモリがまだ128MB1本だった頃は600MHz(FSB80MHz)までクロックアップして
使えていました。良いメモリが入手できれば、かなり上げられるそうです。

現状ではメインマシンなので、動作が不安定だと困るので定格動作です。
(KylixやJBuilderを動かしてます…)

とりあえずPPGAタイプならDual制御線は出ているはずです。
ある時から、パッケージに「Dualはサポートしていない」って
記載されるようになって、「本当に使えなくなったのか??」と、
大慌てしたんですが、試してみたらそのままで大丈夫でした。

Dualの制御線が切り離されたのは、チップのコアが見える新型のCeleron
いわゆる「FC-PGA」バージョンのカッパセレロンになってかららしいですね。
# これはどんなに頑張ってもDualでは動かせないブツです。だけど900MHz版なら
# 1.1GHzぐらいまで回るとか…。(スピード差、体感できるんだろうか…)

BP6はNeoS370というCPUソケットと本体の改造+PIII対応改造BIOSの使用で
PentiumIII/800MHz程度までは載せられるという報告が上がってます。
もともとNeoS370はデフォルトでDual対応していましたが、
Intelの陰謀(直前の仕様変更)でPentiumIIIのピン配置が変わり、
無改造では載らなくなりました。(シングルで動作させる分には問題ない)

あと、BP6は電源レギュレータまわりに爆弾を抱えたロットがあるので
注意して下さい。BIOS画面でCPU電圧が妙に不安定になっていたら要改造です。
とりあえず基板上にあるコンデンサの交換でひと息つけるようですが、
本格的に直すには、レギュレータの交換が必要という話です。

# BP6の電源まわりは、+5V定格のレギュレータを+3.3Vで使ってて、発熱が少なく
# なった分ヒートシンクを省いてたり、結構ズサンっぽい設計という感じがする…。
# とりあえずうちのは変な動作もないし、すいすい動いてるから放ってるけど。

P.S
うちはもう1枚、MSI694D-Pro@も持ってて、以前BP6に積んで450MHzツインで
回していたCelron300A x2を入れて定格動作にして使ってますが、こちらはえらく
不安定で、Vineでaptのコンパイル中に必ずハングアップする症状が出たので、
Debian(Potato)に入れ換えたら安定しました。(なぜか安定している…なぜ??)

# このマザーは基本的にPentiumIII対応だけど、ジャンパ設定でCeleronが載ります。
# でもPentiumIIIに新型の電圧低い奴が出てしまったので、そろそろ買わないと
# これに対応したPentiumIIIもだんだん入手しにくくなってきますね。

Follow-Ups
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[plamo:10691] Abit PB6 についてお教えください。, Jun Kuwamura
[plamo:10692] Re: Abit PB6 についてお教えください。, 辰己丈夫

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