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[plamo:14198] Re: ext2 & ext3
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From:YAMAGUCHI Shingo
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Date:Thu, 13 Jun 2002 19:45:44 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:14198] Re: ext2 & ext3
- From: shingo-y@xxxxxxxxxxxxxx (YAMAGUCHI Shingo)
- Date: Thu, 13 Jun 2002 19:44:47 +0900 (JST)
山口@金沢市 です。
<20020613.091846.41625347.jg4nmj@mx5.tiki.ne.jp>の記事において
幡部 高雄さんは書きました。
> Plamo-3.0をインストールしてみました、ところがファイルシステム
> の違い(ext2 ext3)で面白い(変と言うべきか)現象に出会いました。
> インストールしたHDD環境は以下のようなインストールを行っている
> hdaにインストールしました。
>
> hda--- hda1 ----- windows (FAT16)
> Plamo hda2 ----- /
> 2.1 hda3 ----- /home
> hda5 ----- swap
> hda6 ----- /usr
>
> hdb--- hdb1 ----- /
> Plamo hdb2 ----- swap
> 2.2.5 hdb3 ----- /usr
> hdb4 ----- /home
ということは今回は hdb は除外してもいいわけですね。
> hda,hdbはext2でフォーマットしてあります。
> そこでインストールしたhdaは/ と /usr はフォーマットした
> のですが/home は、不精をしてフォーマットしないでインストール
> を行いました(今までもそうしていたので)
ということは、
/dev/hda2
(/dev/hda5?)
/dev/hda6
はフォーマット(Plamo 3.0 を触っていないので ext2/ext3 の
どちらでフォーマットされるのか知らないのですが、後述記事を
見ると ext3 のようですね)したけど、
/dev/hda3
はフォーマットせずに、ext2 のままということですね。
> ところが、いざインストールが完了して起動してユーザーで
> loginしようとしてもloginできない
これは、/ をフォーマットしてしまったので、
/etc/passwd
/etc/shadow
が消えてしまったからではないでしょうか?
> しかたなくrootでlogin
> してadduserすると何事もないように登録できる(以前は同じ
> ユーザーがあれば環境ファイルを書き換えるというような
> メッセージが出たはずなのに??)
ここで、メッセージが出ないということは、/home がマウント
されていない(/home が /dev/hda3 ではなく /dev/hda2 を使って
いる)可能性が高いですね。
ですので、
> 取り敢えず登録したユーザーでloginしてみるとやはり古い
> ファイルは全てない結局フォーマットしたのと同じ状況になっている
フォーマットした場所に新たに作っている状態なので
そういうことになります。
> しばらく使用していて何かの時にdfしてみると/homeがない
> $ df(一部抜粋)
> Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
> /dev/hda2 4964188 291264 4416688 7% /
> /dev/hda6 7166180 1073464 5722824 16% /usr
/dev/hda に関してはこれで全部ですよね。
ということは、以前の /home として使っていた /dev/hda3 は
マウントされていないことになります。
> $ mount(一部抜粋)
> /dev/hda2 on / type ext3 (rw)
> /dev/hda6 on /usr type ext3 (rw)
これも、/dev/hda3 がマウントされていないので正しい結果です。
> /etc/fstab(一部抜粋) を見てみるとext3になっている
> /dev/hda5 swap swap defaults 0 0
> /dev/hda2 / ext3 defaults 1 1
> /dev/hda3 /home ext3 defaults 1 1
> /dev/hda6 /usr ext3 defaults 1 1
これは Plamo 3.0 のインストーラが作ったファイルだと思い
ますが、Linux 用で使うパーティションは全て ext3 で決め打ち
するようになっているのかもしれません。
# 現在のインストーラでファイルシステムを選択できるの
# でしょうか?
## そして ext3 なのに fs_freq と fs_passno が 1 なのは
## 恥ずかしいかも
> まさかと思いext2でmountしてみると
> # mount -t ext2 /dev/hda3 /mnt
> $ mount
> /dev/hda2 on / type ext3 (rw)
> /dev/hda6 on /usr type ext3 (rw)
> /dev/hda3 on /mnt type ext2 (rw)
>
> $ df
> Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
> /dev/hda2 4964188 291272 4416680 7% /
> /dev/hda6 7166180 1073464 5722824 16% /usr
> /dev/hda3 4950080 874963 3818881 19% /mnt
ext2 ではマウントできますね。無事残っています。
> このように同じ/dev/hda3をext2,ext3(df,mountでは表示されない)
> で別々にmountすると両方のフォーマットのファイルが読めるようになるのですが
いえ、同じではないんです。今の状態だと、
/home は /dev/hda2 上のディレクトリにある
/mnt に昔の /home である /dev/hda3 をマウントした
という状態です。ですので、
> $ du /home
> 6396 /home
> $ du /mnt
> 874639 /mnt
と、容量が異なります。
# 同じデバイスを別のマウントポイントにマウントしようとすると
# エラーメッセージが出て失敗します
で、これを解消するには、
* /etc/fstab を書き換えて /dev/hda3 を ext2 でマウントする
ようにする
* /dev/hda3 を ext2 から ext3 に変換する
のどちらかをすればよいでしょう。これをするときに、新しい /home
(/dev/hda3 をマウントして *いない* 状態の /home)は容量の無駄に
なりますので必要なデータ以外はきれいに消した方がいいです。
# /home のディレクトリは残して、その下にファイルやディレクトリが
# ない状態にします
で、/etc/fstab の書き換え方は大丈夫だろうということで、ext2 から
ext3 に変換する方法ですが、root で、
# tune2fs -j -i0 -c0 [変換したいデバイス]
とします。
# もちろん変換する前にバックアップを取ってくださいね
--
山口 真悟 (YAMAGUCHI Shingo)
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