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[plamo:24760] カーネルの再構築手順 準備のお伺い



いつもお世話さまになっております。   佐藤明彦です。

 Plamo linux 4.0 をインストールして、
 Plamo Linux4.0をインストールを、去年の9月ころにした状態でして
ブートローダとしてgrub を使用しています。
そして、Plamo linux と WinXp で DualBoot に設定して稼働中です。

 現在は、カーネル2.4.26-plamo の設定で使用しておりまして、 
これから カーネル2.6.7 にバージョンアップしたいと考えています。

今年になりまして、未熟ながら新しいカーネル(linux-2.6.7.tar.bz2)
を使用して、カーネル再構築の経験を是非してみたいと思うようになりました。

 それで、「plamo-ctl@linet.gr.jp 」様 から得まして、カーネル関係の
情報を いろいろと調べました。
 そうしたところ、とても運が良く、カーネル再構築の進め方に希望に
近いと思われるメールに、下記の通り出会うことが出来ました。

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[plamo:23353] カーネルの再構築手順 From:Norimasa Matsumoto 
Date:Tue, 10 Aug 2004 00:49:45 +0900 (JST)
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松本@兵庫県です。
  最近色々と考える所がありまして、カーネル再構築の手順を
書いてみました。
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  初歩的なことで誠に恐縮ですが、松本さまのホームページの中で
いくつかお伺いと確認させて頂きたいところがあります。

 とりあえず、その中で下記の(1)〜(5)項目までは、Google や
参考書を調べつつ、なんとか進めることが出来ました。


  -------------------- 下記は 実施をしました --------------------------

(1) ブート時にカーネルをメニューで選択するようにする。
   そして、カーネル再構築→テスト→再構築→テストを繰り返すこと
   が出来るようにしたい。
(2) /etc/grub.conf のバックアップをとり、メニュー選択が出来て
   テストが出来るように設定する。
     harup:~# cp -a /etc/grub.conf /etc/grub.conf.orig

(3) カーネルの保存
     harup:~# cd /
     harup:/# cp -a vmlinuz vmlinuz.orig
     harup:/# chmod a-w vmlinuz.orig
     harup:~# ls -l /vm*
     lrwxrwxrwx    1 root     root           14 Dec 14 03:22 /vmlinuz -> vmlinuz-2.4.26
     -rw-------    1 root     root      1297721 Dec 14 03:36 /vmlinuz-2.4.26
     -r--------    1 root     root      1297721 Jan 28 12:14 /vmlinuz-2.4.26.orig
     lrwxrwxrwx    1 root     root           14 Jan 21 20:08 /vmlinuz.orig -> vmlinuz-2.4.26

(4) ドライバーモジュールも読み込み専用にする。
     harup:~# chmod -R a-w /lib/modules/2.4.26-plamo/
     変更後:ディレクトリ
     harup:~# ls  -l /lib/modules/
     total 4
     dr-xr-xr-x    4 root     root         4096 Apr 17  2004 2.4.26-plamo/

(5) カーネルソースの準備01
    パッケージ linux-2.6.7.tar.bz2 をダウンロードして、/usr/src/ に設置する。
     harup:~# ls -l /usr/src/li*
     lrwxrwxrwx    1 root     root           13 Dec 14 03:26 /usr/src/linux ->      linux-2.4.26//
     -rw-r--r--    1 mspring  users    35092228 Jan 20 19:52 /usr/src/linux-2.6.7.tar.bz2

     /usr/src/linux-2.4.26:
     total 260
     -rw-r--r--    1 root     root        18691 Aug  3  2002 COPYING
     ----
   -------------------- 以上は実施をすませました --------------------------

  ↓ 下記の(6)項 以後は、松本さまのホームページ
      http://www.netfort.gr.jp/~matsu/plamo/doc/kernelrebuild.html
      Plamo Linux 4.x 関係 :「俺流! カーネルの再構築手順」を参考にさせて
      頂きまとめたものです。

(6) カーネルソースの準備02
   古いバージョンも選択し使用できるように、古いソースコードは、そのまま残しておく。
   これで、以下の新しいバージョンを実施すると、何か問題が残るでしょうか。
   下記の、バージョン番号の変更 で残すことが出来ると言うことでしょうか。

  パッケージを展開
   linux-2.6.7.tar.bz2 を使用したいという場合でして、
    # cd /usr/src 
    # rm linux 
    # tar jxf linux-2.6.7.tar.bz2
    # in -s linux-2.6.7 linux

(7) バージョン番号の変更
  新しいバージョンでは、EXTRAVERSION = -harup01 に設定する。
    harup:~# cat /usr/src/linux/Makefile
    VERSION = 2
    PATCHLEVEL = 4
    SUBLEVEL = 26
    EXTRAVERSION = -harup01

(7) カーネルの設定・・・conf を行なう。
  ソースコードの展開と、前準備が終わりましたので、以下の設定をする
    # cd /usr/src/linux
    # make mrproper
    # make include/asm   ・・・ (しない方が良いとのコメントもありました?)
    # make menuconfig

  make menuconfig では、.config を読み込んでデフォルトとしている。
  そして、新しい設定で .config を出力するので、別ファイルにして保存する。
    # cd /usr/src/linux
    # cp .config config-20050131

  そして、以下をすれば標準設定のカーネルになる。
    # cp /boot/config /usr/src/linux/.config 

(8) コンパイルと bzImageを作る・・・カーネルのビルド
    # cd /usr/src/linux
    # make dep 
    # make clean 
    # make bzImage

(9) カーネルが起動できるようにする
    # make module 
    # make modeule-install
    # cp /usr/src/linux/arch/i386/boot/bzImage /vmlinuz.test

   bzImageの位置は、make bzImage終了時のメッセージで確認する。

   ---------- 以上(6)〜(9)項目は、ご指導に沿い進めたいです ------------

  松本さまには、基本的な内容はほとんどの情報を 参考にさせて
頂きつつ進めさせて頂きました。
この場で、無断で参考にさせて頂きましたことをお詫びすると共に
情報のご提供を心からあり難く感謝を申し上げます。

 今回も、初歩的で基本的な質問で失礼かと思いましたが、
Plamo Linuxを理解して使用できるようになりたい一心で、
なんとか 進めることが出来ました。
 
 何卒 ご容赦をいただきまして、ご指導をいただきますよう
よろしくお願い申し上げます。

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佐藤明彦 (Sato Akihiko)
e-mail : myspring_sato@kyp.biglobe.ne.jp


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