[plamo:32703] Sambaをinit.dから起動すると処理が戻ってこない

[Sato_Kenichi]

さとうと申します。

Plamo Linux には大変お世話になっております。

昔(2005年頃)、構築したPlamo-4.0ベースの自宅サーバがお亡くなりに
なったため、新しくPCを調達して Plamo64-6.1 をインストールしました。
インストールオプションは忘れてしまいましたが、CUIモード(?)だったと
思います。

Samba 3.6.25 をソースからビルド＆インストールして、今まで通り
ファイルサーバとして使えるようになりました。
※ビルド方法は ./configure → make → make install


…と思ったのですが、コンソールに「login:」プロンプトが表示されて
いないことに気がつきました。(汗

いろいろ調べたところ、Samba起動用の /etc/rc.d/init.d/samba という
スクリプトを作成していますが、そのスクリプトが rc.M から呼ばれると
処理が戻ってこないようでした。

具体的には、init.d/ 内のスクリプトを実行している下記コマンドが
ダメなようです。（$iには"samba"がセットされています）
  −−−
  MESSAGES=`/etc/rc.d/init.d/$i start 2>&1`
  −−−

試しにコマンドラインから上記コマンドを実行してみましたが、やはり
処理が戻ってきませんでした。
この状態でもSambaは正常に(?)起動されているようで、ファイルサーバ
としては問題ありません。
また、別セッションから /etc/rc.d/init.d/samba stop を実行すると
プロンプトが戻ってきました。

ちなみに、バッククォートをつけずに
  # /etc/rc.d/init.d/samba start 2>&1
と実行すると普通に戻ってきます。（デーモンも起動しています）

また、バッククォートをつけた場合でもリダイレクトをしないと
大丈夫なようです。
  −−−
  MESSAGES=`/etc/rc.d/init.d/samba start`
  −−−

そんなわけで、rc.M を以下のように書き換えて凌いでいます。
  −−−
  if [ "$i" = "samba" ]; then
      MESSAGES=`/etc/rc.d/init.d/$i start`
  else
      MESSAGES=`/etc/rc.d/init.d/$i start 2>&1`
  fi
  −−−

今のところ問題ないのですが、もっとスマートが解決法があるのでは
と思い、メールしてみました。
似たような経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか？


参考までに samba の起動スクリプトを記載します。
−−−
#!/bin/sh
# Samba start/stop Script

case "$1" in
  start)
    echo "Starting Samba server"
    /usr/local/samba/sbin/nmbd -D -l /var/log/samba.log
    /usr/local/samba/sbin/smbd -D -l /var/log/samba.log
    ;;
  stop)
    echo "Stopping Samba server"
    pids=`ps gax | egrep [sn]mbd | grep -v grep | awk '{print $1}'`
    for pid in $pids; do
      kill $pid
    done
    ;;
  restart)
    echo "Restarting Samba server"
    pids=`ps gax | egrep [ns]mbd | sort -rn | awk '{print $1}'`
    for pid in $pids; do
      kill -HUP $pid
    done
    ;;
  *)
    echo "Usage: $0 (start|stop|restart)"
    exit 1
esac

exit 0
−−−


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佐藤 研一 <sato_at@xxxxxxxxxx>