[plamo:08439] Re: Emacs20.7+Gnus5.7 の文字化け

[Keiichi Suzuki]

>>>>> plamo の No. 08436
>>>>> Message-Id: <200101240107.KAA13137@postman.jah.ne.jp> で、
>>>>> "ZERO" == zero@geocities.co.jp (ZERO)さま曰く...

>> 文字化けは何とかならないでしょうか？ （Gnus）

ZERO> (set-language-environment "Japanese")
ZERO> (set-default-coding-systems 'iso-2022-jp)
ZERO> (set-terminal-coding-system 'iso-2022-jp)
ZERO> (setq coding-system-for-write 'iso-2022-jp)
ZERO> (setq coding-system-for-read 'iso-2022-jp)

ZERO> 取り敢えず上記の様な感じで Emacs が扱うデフォルトのコード
ZERO> を JIS にしてみるのはどうでしょうか。

;; `set-language-environment' に関しては環境にも依存しそうですの
;; で、ちょっと置いておきますが...

ZERO> (set-default-coding-systems 'iso-2022-jp)
ZERO> (set-terminal-coding-system 'iso-2022-jp)

`set-default-coding-systems' は内部で、
`set-terminal-coding-system' しますので、2行目は無駄です。
;; See C-h C-f set-default-coding-systems [RET].

また、ニュース記事の文字化けと `set-terminal-coding-system' の間
には何の関係も無いと思います。

ZERO> (setq coding-system-for-write 'iso-2022-jp)
ZERO> (setq coding-system-for-read 'iso-2022-jp)

coding-system-for-(read|write) をユーザが設定してしまうのは、大
変よろしくないと思います。
;; See C-h C-v coding-system-for-write [RET].

;; こんなことをすると、 iso-2022-jp 以外のファイルを開いたときに
;; 化け化けになると思うのですが、そんなことはないのでしょうか?

また、 Emacs 20.7 に付属の Gnus は NNTP port の coding-system を
自分で制御していますので、無駄でもあります。

(setq nntp-coding-system-for-read 'iso-2022-jp
      nntp-coding-system-for-write 'iso-2022-jp)
とすれば、とりあえず化けはしなくなるのではないでしょうか。

ただし、 Gnus 5.7 は MIME 未対応なので、 iso-2022-jp 以外に 
encoding された記事や、 MIME を使った記事はうまく扱えないと思い
ます。

ということで、 GNUS 系であれば、 Gnus 5.8.8 か、 Semi-gnus 系を
インストールするのが良いのではないかと思います。

-- 
鈴木圭一 / keiichi@nanap.org
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